関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
先週7月10日に非常に悲しく痛ましい事件がありました。
安倍元首相の悲劇は防げなかったのかと何度も考えてしまいます。
千竃も大きな喪失感を感じており、改めて安倍元首相の存在の大きさを実感しました。
安倍元首相の残した功績はこれからも語り継がれていくと思います。
先週金曜日の恐怖指数を見ると、5%も下落して24ポイント台となっており、
これだけ恐怖指数が下がるということは過度なプットオプションへの期待が剥がれて、
また楽観モードに入っているということです。
なのでこれだけ恐怖指数が下がると先物の買いが入りやすい状況となっています。
一方、日経平均CFDは安倍元首相銃撃事件があった中で
26,818円となっており、月曜日は27,000円の寄り付きが想定されますが、
そうなると金曜日の日経平均株価終値から約500円高で寄り付くことになるので、
高く寄り付いた場合は寄付き天井にも注目したいところです。
そして米国市場では金利上昇に株安が連動しなくなっており、
これは市場が慣れ始めているのではないかという印象を少し受けました。
恐らく月曜日も一気に日経平均VIが下がる形になるのではないかと思います。
図の緑の線は20日移動平均線で、これを割り込んで金曜日は引けているので、
また20ポイント台に行くのではないかと思います。
前回の参議院選挙は2019年7月に行われて与党が勝利しましたが、
参議院選挙の1ヶ月後には約2000円程の下落となっており、
8月は相場の流動性が無くなったためレンジ相場となり、
その後大きく上昇したという流れとなりました。
なので、参議院選挙に与党が勝利したからといって、
直ぐに大きく上昇するというのは難しいかと思います。
先週の金曜日は直近売られていた市況関連株や海運株などの
買い戻しが非常に目立ちました。
なので月曜日にプライム市場の大型株などが戻りを試せるかどうかが注目だと思います。
参院選で与党が大きく勝つと電機株が非常に強含むといわれていますが、
この直近売られていた大型株+半導体株の戻りを試せるかどうかに注目しています。
また今米国市場、欧州市場、日本市場いずれもリバウンドを試している状況ですが、
外部環境は特に変わっていないというところも注目だと思います。
気になる投資スケジュールとしては、
11日月曜日に半導体銘柄の6323 ローツェがいち早く業績発表を行うので、
受注残や今度の見通しなどがこれからの半導体株の動向の鍵になりそうです。
また13日水曜日には米国の6月消費者物価指数(CPI)が発表予定となっており、
最近のマーケットではこの指数の発表が一つの大きなイベントとなっています。
そして15日には中国GDPの発表が控えています。
そして自民党内での力関係の変化や政治的なアナウンスについても、
日本国内外で注目が集まっていると思います。
いつもブログにアクセスして頂きまして ありがとうございます。
もし今日のブログ記事が投資の参考になりましたら大変お手数ですが
こちらのバナーをクリックして暁投資顧問の応援をして頂けますと幸いです。
最新情報をお届けします