関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
11日の日経平均株価は26,812円と3日続伸となりました。
一時は500円超高となり、27,000円を超えました。
そしてドル円は一時137円となり、24年ぶりの円安水準となりました。
ここまでくると流石に円安が行き過ぎている様にも感じます。
株式市場を見ると、与党が大勝して上昇するというご祝儀相場になりやすかったと思います。
株価はある程度好感はしている様に見えましたが、
輸送用機器セクターの上昇に陰りが見えていることを考えると、
そこまで好感はしていない様にも感じました。
そしてコロナ禍の申し子であった海運業セクターは、
コロナ禍が世界的に落ち着き始めたことも相まって下落していました。
そして千竃が懸念していたコロナウイルス再拡大による行動制限ですが、
松野官房長官から「行動制限は考えていない」という発言がありました。
しかし恐らく消費を促す様なキャンペーンや政府のバックアップは延期になりそうな気がしました。
日経225オプションの売買はそこまで膨らんでいませんでしたが、
日経平均VIは22.64ポイントと意外に下がりませんでした。
恐怖指数であるVIX指数が先週約5%も下落した割には、
日本のオプション市場はそんなに楽観もしていない状況だということが分かりました。
図はTOPIXの日足チャートで、赤線は昨年10月の総裁選高値から続くダウントレンドを示しています。
5月に一度このダウントレンドを超えたのですが、3日ほどしか値が保ちませんでした。
そして11日もこの下降するトレンドラインにぶつかって少し下落している形となりました。
今回の参議院選挙で大勝したことで、自民党は黄金の3年間となるわけで、
恐らくこの3年間は岸田政権で行くのではないかといわれています。
そしてこの岸田政権下では原発再稼働について注目が集まっているので、
9501 東京電力HDなどの原発関連には注目しておきたいところです。
また憲法改正についても注目されています。
自民党の長期政権になったことで、
米国との金融政策の方向性の違いが改めて意識されることとなりました。
それにより円売り・ドル買いを促している面があり、ドル円140円台が非常に意識されています。
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