関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
13日の日経平均株価は26,478円と反発となりました。
ついに13日深夜に米国の6月消費者物価指数(CPI)の発表がされます。
それを警戒している日本市場と米国市場でしたが、
昨晩は偽の情報に惑わされてNY市場は引けに大きく下落してしまいました。
日経平均株価は反発はしましたが、売買代金は2兆円足らずで、
米国の6月消費者物価指数への警戒感がある状態でした。
米国2年債と10年債の逆イールドカーブ現象が起きており、
この現象の期間が2007年以降で最大となりました。
これだけ逆イールドカーブ現象が発生していると、
明らかに景気後退、あるいは景気停滞を示唆しています。
そんな中日本株の様子を見ると、ある銘柄が堅調なことに気づきました。
それがゲーム銘柄で、7974 任天堂や9697 カプコン、
7832 バンダイナムコHD、9684 スクウェア・エニックスHDなど、
日本のゲーム銘柄は非常に堅調です。
そして先物市場を見ると、ゴールドマンサックス、モルガンスタンレーなどの外資系がこぞって、
TOPIXの売りを約7000枚~8000枚ほど大量に売っていました。
12日に偽の米国6月消費者物価指数がネット上で拡散されました。
その影響で拡散された時間帯に米国株は取引時間中の安値をつけました。
米国労働統計局(BLS)でも米国6月消費者物価指数の偽情報が
オンライン上で拡散されていることを把握している旨の声明を出しました。
ここ1年間は消費者物価指数が市場予想を下回ったことはありません。
もし今回の市場予想である8.8%を下回るようなことがあれば、
これだけ警戒している分、短期的なラリーがあるかもしれません。
とはいえ2日前からホワイトハウスが警告のアナウンスを出しているので難しいかと思います。
図は日経平均株価の日足チャートですが、大まかに見るとSQの前日や当日辺りに、
ピークアウトしがちなことが見えてきます。
直近で見ると6月のSQ前日にピークアウトをして、7月のSQ当日にピークアウトしました。
なのでこのSQというところが主体性が無い分日経平均株価を惑わしている様に思います。
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