関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
先週金曜日の様子を見ると、日経平均CFDは27,000円を超えており、
米国市場ではNYダウが約600ドル高、NASDAQもS&P500も上昇となりました。
ただ今週月曜日は日本市場は休場の為、
中国株・欧州株の影響が色濃い月曜日になるかと思います。
そして日本株へは買い戻しが入ってきている様に思います。
米国の6月消費者物価指数が記録的な数字だったことや、
そこから米国株が底打ちしたかのように上昇しているということは、
インフレ率がピークアウトしたのではないかというマーケットの総意を感じます。
ただ今週から米国ではブラックアウト期間に入ります。
この期間中は高官からの金融に関する発言機会がなくなります。
即ちFOMCや金利などに対しての牽制発言がなくなります。
なのでこの期間の間に、
株が今のうちに上がっておこうといった状況になるのは確かにあるかと思います。
日経平均株価は先週を振り返ると夏枯れ相場だったと思います。
なぜなら売買代金は1週間平均で約2.2兆円となっており、
せっかく与党が大勝したのにも関わらず、株も堅調だったのに、
売買代金がそこまで膨らまなかったからです。
今週は月曜日が祝日ということもあり、立ち合いは4日間となっています。
先週金曜日には日経平均CFDは27,000円を超えており、NYダウも600ドル高となりました。
NASDAQは1.79%の上昇、S&P500も1.92%の上昇となっており、
半導体指数(SOX指数)も2.54%上昇となりました。
こういった好条件が揃っていることもあり、今週の日本株への期待が高まっています。
しかし今週の投資戦略も夏枯れ・揉み合いをイメージしています。
日経平均CFDは27,000円を超えていますが、夜間取引なので額面通り受け取ることが出来ません。
また日経平均株価のチャート上でボリンジャーバンドを見ると揉み合いを示唆しています。
そして20日・21日には日銀金融政策決定会合が控えています。
その上、21日の日銀金融政策決定会合が終わった後、夕方ぐらいに、
ECB理事会(欧州の中央銀行決定会合)が控えています。
なのでそんなにロングを傾けられる週ではないと思います。
また20日には円安恩恵銘柄である6594 日本電産の決算発表があります。
海外売上高比率が90%以上を超えている企業がこの円安の状況の中、どのような結果を出すのか注目されています。
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