関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
2日の日経平均株価は27,594円と大幅反落となりました。
ペロシ米下院議長の台湾訪問が決定したことで、
台湾海峡が一瞬即発の緊張状態に包まれています。
日経平均株価は27,500円を何とか割り込まずに終え、
日経平均CFDも僅かながらリバウンドしています。
注目ポイントとしてはNYダウの時間外は300~400ドルといった大幅下落にはなっておらず、
対して大きく下がっているのが中国市場だということです。
上海総合指数は2.26%の下落、ハンセン指数は2.36%の下落となっています。
どちらかといえば中国の方がマーケットは緊張している状況となっています。
そして昨日から不穏な動きをしていた恐怖指数であるVIX指数が大きく上昇していました。
株式市場を見ると値下がり銘柄数が多かったこともあり、
直近高かった騰落レシオがようやく下がって119%となりました。
値上がり銘柄の中身を見ても物色に偏りはなく、
良い決算を出したところが買われているという流れは継続されていたので、
これから暴落になるというよりは、米国の出方に注意している状況ではないかと思います。
いち早く敏感に反応を示していたドル円ですが、ドル円は131.6円となりました。
一時は130円台まで下がっていました。
円高局面とは言われているものの130円もあればまだまだ円安水準の様な気がします。
ドル円は約40日間かけて円安になっていきましたが、
その後僅か約2週間で下がった様子を見ると、
上げは遅く、下げは早いという相場のセオリー通りだと思いました。
2日の下落は簡潔に言えば米中対立激化が懸念された影響だと思います。
新しいリスクとして浮上してきたかどうかは2日の米国市場の動向次第だと思います。
ただ現状としては何も分からない状況ですが、
いちおう下落に対しては備えておきたいところだと思います。
恐らくヘッドライン相場になるのではないかと思います。
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