ボラティリティに異変あり?来週はドラマティックな展開になりそう

注意書き①

8月5日の相場解説

5日の日経平均株価は28,175円と3日続伸となりました。

まさか28,000円を上抜くとは予想していませんでした。

上抜くとしたら来週のSQ前後に上抜くのではないかと予想していただけに驚きの結果となりました。

 

オプション市場でもコールオプションが大量に買われており、

始値から2倍になったり、出来高も2000枚台や3000枚台となりました。

日経平均株価はコールオプションを巻き込んだ達成感があり、

チャート上でも窓を埋めた形となりましたが、

非常に注目されている米国の雇用統計があるので、

来週は非常にドラマティックな1週間が始まるのではないかと思います。

 

今回の上昇の背景としては、やはり業績発表が好調なことが影響していると思います。

日経平均EPSは毎日少しずつ上がっており、

それだけ好調な業績発表が日経平均株価の上昇の後押しとなりました。

株式市場を見ると、5日に業績発表があった半導体銘柄である6920 レーザーテックも、

7期連続の過去最高益を更新する見通しとなり、配当も32円増となりました。

その好決算の影響を受けて株価も1.16%の上昇となりました。

なので来週辺りは半導体辺りが強含む展開が予想されます。

また同日業績発表があった1518 三井松島HDも株価が3.97%の上昇で、

業績発表も好業績で上方修正となり、配当も大幅増額となりました。

なのでこちらも同様に来週強くなるだろうなと感じました。

 

3436 SUMCOの橋本会長が決算会見で、

半導体の材料であるウエハーの需給の逼迫は2023年が一番厳しいという見方を示しました。

そして先端品の供給が需給に追いつかない状況は2026年ぐらいまで続くといっており、

これは即ち、半導体絶好調ということだと思いました。

こういった半導体需給の逼迫は自動車などの生産台数の弱さに影響して、

自動車株の弱さに繋がってはしまいますが、

一方で半導体は強いというポジティブな要素もはらんでいます。

 

 

 

ボラティリティに異常あり

220805日経平均VI
図は日経平均VIのチャートですが、

15時引けてから突然18ポイント台から20ポイント台へ急騰しました。

この様にボラティリティが2ポイントも上昇したということは、

オプションの買いが最後の最後に入ったということだと思います。

この様な動きは大きな相場のポイントとなりえるので、

来週がドラマティックな展開になるのを想起させる動きだと思いました。

 

 

 

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