なぜマーケットはジャクソンホール会議後に下がったのか?

注意書き①

先週の振り返り

220828投資主体別売買動向
先週の振り返る上で投資主体別売買動向を見ると、

日経225先物を8月15日~8月19日の週に大きく買い越ししていました。

しかし個別株は200億円の売り越しとなっているので、

結果的に見れば海外投資家は買い越しという風に見えます。

しかし先物をこれだけ買っていながらも、株式を買っていないということは、

金曜日のNY市場が大変なことになったので、

一旦先物を売却しようという先物の揺り戻しの流れになりやすい状況だと思います。

 

220828値上がり銘柄数と騰落レシオ
ただ先週の日本市場を振り返ると値上がり銘柄が非常に多かった印象があります。

24日辺りからジワジワと値上がり銘柄数が大きくなっており、

相対的に日経平均が弱く、TOPIXが強いという状況になりました。

そして8月12日に騰落レシオが130%とあまりに買われすぎな状態となっていましたが、

26日には騰落レシオが107%となっており、

月曜日にはいよいよ買いの目安だった100%を切るのではないかと思います。

なので押し目買いの好機としては良いタイミングとも考えられます。

 

 

 

ジャクソンホール会議後に市場は下落へ

ジャクソンホール会議後に相場は下落の方向に大きく動きました。

ジャクソンホール会議前に相場は楽観的になってしまい、

米国市場も日本市場も若干上向きに走ってしまいました。

しかしFRBのパウエル議長は断固たるインフレ抑制への高い決意を明らかにしました。

これにより市場が淡い期待を寄せていた

当初の継続的利上げ方針が転換される可能性は裏切られ、

当面年内はインフレ退治の為に利上げが継続されると受け止められました。

そしてNY市場は大きく下落しました。

特に半導体指数(SOX指数)は5.81%の大きな下落となりました。

ここまで大きな下落となると日本の半導体銘柄にも影響は出てくると思います。

日経平均株価に採用されている半導体銘柄は沢山あるので、

そういったところから大きく資金が流出して、

月曜日は日経平均株価28,000円割れの可能性もあるかと思うので、

特に寄付きには注意した方がいいかもしれません。

またNASDAQが3.94%の下落となっているので、

今週のマザーズあるいはグロース株は大きく下落する可能性があります。

 

 

 

今週の投資戦略

今週の注目イベントとしては9月2日金曜日に米国8月雇用統計があります。

この9月2日に向けて相場が上下する展開が予想されます。

 

 

 

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