関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
2日の日経平均株価は27,650円と3日続落となりました。
円相場は一時1ドル140円台に急落し、24年ぶりの円安水準となりました。
2日の相場は明らかに寄付きから日本株外しの動きが目立ちました。
ただ千竃が思うに日本株外しというよりは、
日経225先物を外そうという動きの様に思いました。
とはいえ日経平均株価が弱含むと高値更新する銘柄が減り、
安値更新をする銘柄が増えてしまいました。
株式市場を見るとアフターコロナ関連銘柄でも小売業を中心に、
3099 三越伊勢丹HDが1.99%の上昇、8233 高島屋が0.13%の上昇で共に年初来高値を更新しました。
そして8242 エイチ・ツー・オー リテイリングが3.85%の上昇となりました。
マーケットは9月に入ってから流れが変わってきており、やはり2022年は激動の時代だと感じました。
こういったときにこそデリバティブ取引、つまりオプション取引の出番ではないかと思います。
来週には9月のメジャーSQが控えているので、
そろそろオプション取引に市場が支配される状況が近いのではないかと思います。
米国市場ではジャクソンホール会議後から米国株は弱い状況が続いています。
また例年では中間選挙前の8月~9月のパフォーマンスは最悪なものとなる傾向があります。
こういったこと季節性にも注意しつつ市場を見ていくのもいいかと思います。
海外投資家は現物株も売り、先物も売っていたことが分かりました。
これは6週ぶりの売り転換となりました。
一方で個人投資家は反対に現物株も先物も買っていることが分かりました。
日本株は9月から急に弱くなり、投資家の間でも意識し始めています。
1ドル140円という円安にも関わらず、その円安を好感しない企業がちらほら出てきたり、
寄付きから強い売り圧力を感じたりしています。
しかしこれらは恐らくオプションSQが絡んでいる部分があると思います。
日経平均株価は200日移動平均線をまだ割っておらず、
チャートは崩れてないのでそこまで弱気になる必要はないかと思います。
対策としてはそこまで難しくなく、下がるなら下がる指数へヘッジをすればいいと思います。
もしくはSQまで待ってから動けばいいと思います。
またはこういった状況下でも影響が殆ど出ていない銘柄に投資をするのもいいと思います。
銅価格は景気を診断する「ドクター・カッパー」と言われています。
これは銅が色々なものに使わており、そこから様々な経済活動が見えてくるからです。
銅は電気を通しやすく、加工しやすい特徴があります。
電線や電子機器、家電製品など様々なものに使われています。
なので銅の需要が価格に反映されるので、そこから景気を読み解くことが出来るわけです。
そして今この銅価格が5カ月連続で下がっており、これはリーマンショック以来となっています。
銅価格が下落しているということはつまり需要が減っているということでもあります。
これからの景気の動向、そして銅価格の動きは注意していきたいところです。
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