関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
8日の日経平均株価は28,065円と大幅反発となりました。
前日から約600円の上昇となっており、8月31日以来の28,000円台に回復しました。
8日の相場は特にオプションに支配されており、
9日のメジャーSQをにらんだ値動きだった様に感じました。
そして8月のSQを思い起こす様な値動きだった印象があります。
株式市場を見ると、値嵩株が強かった印象があります。
円安恩恵銘柄でもあり、空調で有名な6367 ダイキン工業が3.61%の上昇、
6861 キーエンスは4.34%の上昇となりました。
これは日経平均先物に買いが入って、日経225オプションの踏み上げがあったからだと思います。
そしてこれからの円安対策としては日経平均株価にアウトパフォームしている銘柄を選ぶのも一つの手だと思います。
9432 日本電信電話(NTT)は9月からずっと堅調となっており、8日は4.33%の上昇と非常に強い動きとなりました。
6963 ロームも9月になってから強含んでおり、4.07%の上昇で年初来高値を更新しました。
またバイオマス発電で有名な9517 イーレックスも4.21%の上昇で年初来高値を更新しました。
図は8月12日~9月8日までの日経225先物の30分足のチャートです。
8月12日のSQで一気に上昇し、翌日以降もその勢いは止まりませんでした。
そして17日に29,230円の高値をつけると下がっていきました。
24日に28,240円となった後、わずか約1日で28790円をつけました。
そしてそこが結局は売り場となり、その後はズルズルとまた下がっていきました。
7日に27,260円と下がって、このまま27,000円を割るのかと思いきや、
そこから急騰して28,080円まで上昇しました。
それだけ先物は乱暴な値動きがこの約1か月間で続いており、
基本的にはオプションに支配されている動きだと思いました。
円安下でも米国上場の日本株ETFにはまとまった解約売りが出ていないというニュースが話題になりました。
つまり海外投資家は日本株にポテンシャルがあると見ていることが分かります。
そしてドル円相場と日本株の連動性については
一部の輸出企業に関しては崩れていないと千竃は考えています。
なのでドル円相場と日本株の連動性が崩れているというよりは、
ドル円相場と日経平均株価の連動性が崩れている様に千竃は考えています。
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