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相場崩壊の不安に取りつかれた米国投資家

注意書き①

9月9日の相場解説

9日の日経平均株価は28,214円と続伸となりました。

日経平均株価のチャートを見ると十字足になっており、

上げる力も下げる力も拮抗している状況となりました。

 

今のドル円の状況に対して、日銀や政府から牽制発言が出ており、

それにより日本株が下がるかと思いきや、日経225先物は強含んでおり、

NYダウの時間外も上昇していました。

 

株式市場を見ると、2395 新日本科学が今週ずっと上昇しており、

16.39%の上昇で年初来高値を更新しました。

また6619 ダブル・スコープも人気に火がついて7.61%の上昇で年初来高値を更新しました。

 

9月のメジャーSQは28,253.40円となり、8月に続いて9月も強い状況が続いています。

週末要因で処分売りが出ず、まさか上に跳ねるとは千竃は思いませんでした。

FRB高官の講演会も控えており、そこでの発言を警戒した売りも出ず、

SQ日に再度強含んでいることを考えると、

オプション取引を通した深い目線での市場展望は少しイメージを変えていく必要がありそうです。

 

米国の投資家達がこぞってプットオプションを大量に購入しています。

その規模は1兆円規模となっており、それだけ株価下落に備えていることが分かりました。

 

 

 

SQからみる日本株の相対的な強さ

220909NYダウ
図は8月12日から9月9日までの約1か月間のNYダウの30分足チャートとなります。

8月のSQ値は前日乖離が約700円程上回っており歴史的にみても史上最大のSQ日となりました。

そして何とNYダウはそこから7%も下落しています。

しかし日経平均株価はそこまで下落はしておらず、

SQ期間中は確かに乱高下はしていましたが、SQで見ると僅か約200円の差しかありませんでした。

そう考えると日経平均株価、ひいては日本株は相対的にみても強いのではないかと思います。

 

 

 

相場崩壊の不安に取りつかれた米国投資家達

今、米国の投資家達がこぞってプットオプションを大量に購入しています。

米国の機関投資家達は2008年の世界金融危機並みの水準で

プットオプションを購入しており、その購入額は約1兆円規模となっています。

恐らく9月16日のアメリカSQ、トリプルウィッチングに向けての買いだと思われています。

ただこういったセンセーショナルな話題が市場に広まると、

千竃としてはあまり米国株は下がらないのではないかとも思ってしまいます。

 

 

 

千竃が気になる銘柄紹介

静岡県で起きた子供置き去り事件は千竃としても同じ歳の娘がいるので、

個人的にも心が痛くなる事件でした。

そこで今回は7259 アイシンについて紹介していきたいと思います。

この企業では2018年から子供の車内放置検知システムの開発をしています。

子どもの車内放置は世界全体でも起きており、

米国では幼児置き去り検知システムであるCPD(Child Presence Detection System)の

設置を求めるが法案が2021年に成立しており、2023年秋には義務化されると見込まれています。

またヨーロッパでも装備の義務化に向けて動いています。

それだけ世界中から見ても需要があるシステムだと思います。

 

220909【7259】アイシン
7259 アイシンは想定為替レート115円となっており、

売上高はコロナの影響で落ちていましたが、

コストカットなので営業利益率も徐々に上がり始めている状況です。

ただ配当もあって割安株となっており、筋肉質な企業になりつつあると思います。

 

 

 

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