関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
先週は日本株の時代が到来するのではないかと感じる1週間でした。
それだけ日本株の強さが際立っていました。
8月のSQと9月のSQの差は僅か約250円となっており、
日経平均株価はSQの期間中は上下を行ったり来たりしていただけとなりましたが、
NYダウは何と約7%の下落となりました。
こういったことから日本株の相対的な強さを感じました。
これは企業収益であり、政府の安定力だったり、
自国通貨安からもたらされる輸出産業の強さなどが
緩衝材として強いのではないかと思いました。
しかし日経225先物で買えなかった分を解消する様な動きに、
日経平均株価が巻き込まれるといういつもの流れは変わりません。
とはいえ全体的な括りで言うと日本株は非常に強いと思います。
図の日経平均株価の日足チャートを見ると27,000円~27,200円辺り、
7月ぐらいに跳ねたところと今回サポートになった200日移動平均線の箇所は、
壁になっており、このラインが割れるまでは日本株の全体の買いで良いと思います。
そして日経平均株価を週足チャートで見ると26週移動平均線にサポートされています。
これは1Q目の業績が出揃った非常に良い形で、
日本株の短期トレンドの買いが継続できているという意味だと思います。
図は日経平均CFDと各社自動車株のパフォーマンスを示すチャートですが、
日経平均CFDが1カ月前と比べてもあまり変わらないのに対して、
7267 ホンダは8%の上昇、7211 三菱自動車は何と24%も上昇しています。
ただ7203 トヨタ自動車がこの1か月間ではマイナスとなっています。
なので殆どの自動車株が円安メリットなのでこの1か月間非常に上昇しており、
それだけ自動車株のパフォーマンスは日経平均株価に対しても非常に高いことが分かります。
そしてパワー半導体も非常に強かった印象があります。
パワー半導体の市場は2050年には10兆円産業になるといわれています。
そしてこのパワー半導体は国策として国がバックアップする予定となっています。
これから省エネルギーのパワー半導体で世界シェアをとれるのではないかと期待されています。
なのでそういったところに投資するのも妙味があるのではないかと思います。
今週の投資スケジュールとしては、
13日火曜日に米国8月消費者物価指数(CPI)の発表があります。
ただCPIやFOMC前に株価が前のめりになっている感じがあり、
米国のメジャーSQが16日金曜日に控えていることを考えると、
そこまで大きなトレンドにはなりにくいのではないかと思います。
ただCPIの発表が市場の予想とかけ離れていた場合は大きな値動きがあるかもしれません。
日本市場では月曜日は恐らく日経平均株価は28,500円ぐらいのスタートになるかと思います。
今週はそんなに緊張感があるような値動きではないと思いますが、
水星逆行期間中であり、米国8月消費者物価指数(CPI)を控えているので、
ある程度は備えたほうが良いかなと思います。
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