関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
12日の日経平均株価は28,542円と1.16%の上昇で続伸となりました。
一時は28,600円台まで上昇する場面もありました。
9月7日に28,200円台まで急落した後、たった3営業日で1000円以上も上昇しました。
日経平均株価のチャート上では窓が3つ開いており、
このように窓が連続して3つ開くとそろそろ利益確定や空売りを仕込んだ方がいいされる、
非常に強い相場が転換するサインが出ている状況となっています。
株式市場を見ると、アフターコロナ関連銘柄が日本株上昇の追い風となりました。
訪日外国人観光客受け入れ拡大の為、水際対策の緩和を検討するというニュースの影響で、
軒並みアフターコロナ関連銘柄が上昇しました。
空運業では9202 ANAHDは2.54%の上昇、9201 JAL(日本航空)は1.96%の上昇で年初来高値を更新しました。
陸運では9020 JR東日本は2.91%の上昇、9021 JR西日本は3.37%の上昇で年初来高値を更新しました。
9005 東急は2.05%の上昇、9024 西武ホールディングスは7.23%の上昇、
9009 京成電鉄は3.56%の上昇で年初来高値更新となりました。
またその他のアフターコロナ関連銘柄では、8233 高島屋が2.96%の上昇で年初来高値更新となり、
6191 エアトリが8.91%の上昇、3926 オープンドアが5.27%の上昇、6561 HANATOUR JAPANが8.57%の上昇となりました。
そして6030 アドベンチャーが5.81%の上昇、4680 ラウンドワンが3.69%の上昇でどちらも年初来高値を更新しました。
また日経平均株価への寄与度が高い銘柄も上昇しており、9983 ファーストリテイリングが2.29%の上昇、
9984 ソフトバンクグループが2.49%の上昇、8035 東京エレクトロンが1.21%の上昇となりました。
ただ日本株を代表する様な7203 トヨタ自動車は0.41%の下落となりました。
12日の相場は先物買いが日経平均の寄与度が高い銘柄買いを誘発して、
全体的に強いというよりは日経平均株価が強いという状態になりました。
そこにアフターコロナ関連銘柄の上昇の追い風が吹いて、更なる上昇となった一日だと思います。
そして13日には日本時間の21時半に8月の米国消費者物価指数が発表予定となっています。
米国ではインフレ率が40年ぶりの高さとなっていますが、
市場はそろそろピークアウトするという予想を先に織り込んでおり、
インフレ率によって投資家が振り回されていた相場がそろそろ終わるのではないかとされています。
短期的な先物買いや売りなどで短期的に変動がある場合は、
短期騰落レシオである騰落レシオ(6日)を使うと良いのではないかと思います
9月7日に騰落レシオ(6日)が50%を切り、そこから日経平均株価は上昇しました。
また6月にも騰落レシオ(6日)が50%を切った日が4日間も続いており、
その後に日経平均株価は上昇となりました。
なので騰落レシオ(6日)が50%を切った段階で買い場となっていたことを目安にするのも一つの着眼点としていいかと思います。
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