関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
26日の日経平均株価は26,431円と700円超の大幅続落となりました。
寄り付きからずっとスライス売りが散見された印象があり、
日本株の相対的な強さが全く感じられなかった一日となりました。
株式市場を見ると、日本の有名どころの株が次から次へと新安値更新となり、
久しぶりに相場の体温の低さを感じました。
半導体製造工程で使われるフォトレジストで有名な4186 東京応化工業は、
4.34%の下落で年初来安値更新となりました。
4185 JSRも3.27%の下落で年初来安値更新となりました。
半導体の材料関連の銘柄がかなり下がっている感じがしました。
そして電子部品大手である6981 村田製作所も3.35%の下落で年初来安値更新となりました。
6758 ソニーグループは3.85%の下落、6323 ローツェも6.46%の下落で
いずれも年初来安値更新となりました。
この様な非常に強い売りは金融引き締めと景気後退が同時に来るといったところを
非常に意識している状況があると思います。
そしてオプション市場にも火が付き始めており、プットオプションは相当上昇しました。
世界市場では金融引き締めによる世界景気減速リスクが嫌気され始めています。
特にイギリスの新政権が発表した減税政策が発端となって、世界市場に混乱が広がっています。
この1年間で日経平均株価が26000円割れになった時の滞留期間は、
僅か11日程度しかありませんでした。
なので日経平均株価26,000円割れは日本株を買うべきスタンスであるのですが、
今回バリュー株が寄付きから永遠に売られていました。
これは恐らくTOPIX先物売りの影響だとは思うので日本株外しではないのではと思います。
今回ここまでの大幅下落になった要因としては3つあります。
まず1つ目が日本市場が週明けに一番最初に開く市場だったからです。
そして2つ目が海外投資家のヘッジ需要が増えたからです。
流動性が高く、一番売られやすい日本市場が最初に開場したことで、
海外投資家が我先にヘッジをしようと動きました。
そして3つ目が短期筋の仕掛け的な売りが入り始めたからです。
更にこの仕掛け的な売りは買い戻さないといけないので、
下がれば下がるほど反発する上昇が溜まってきていると思います。
実際26日の空売り比率は50.4%となっていました。
やはりこういった暴落時にはどうしても嫌な気持ちになってしまいます。
なのでこういった時にこそオプション取引を使って暴落時でも動けるようになった方がいいと思います。
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