関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
7日の日経平均株価は27,116円と5日ぶりに反落となりました。
株式市場を見ると、7日の日本市場のメインテーマはインバウンド関連銘柄だったと思います。
旅行比較サイト「トラベルコ」を運営する3926 オープンドアは3.2%の上昇、
格安航空券の予約サイト「スカイチケット」を運営する6030 アドベンチャーは3.06%の上昇
韓国系、訪日外国人向け旅行業が主力の6561 HANATOUR JAPANは7.9%の上昇、
9022 JR東海は2.11%の上昇、9020 JR東日本は1.89%の上昇となりました。
ペントアップ需要に加えて、10月11日から水際対策が大幅緩和されることで、
インバウンド関連銘柄が大幅上昇となり、7日の相場の下支えとなりました。
またゲーム関連銘柄も最近強くなってきており、
「ドラクエ」や「FF」で有名な9684 スクウェア・エニックスHDは
2.16%の上昇で年初来高値更新となりました。
米国の金利が上昇し、米国市場が下がっていく相場の中で、この様に活気づいているというのは、
やはりゲーム関連銘柄は隠れた円安恩恵銘柄でもある様に思いました。
7日のマーケットは雇用統計の結果待ちの状態だったと思います。
ちなみに4月からの雇用統計発表後の動きを見ると、
米国市場が上昇していたのは1回しかありませんでした。
今このVIX指数に対して来年3月後半までに150に達する
と予想するオプション取引をしたある一人のトレーダーが話題になっています。
VIXのコールオプションをなんと5万枚、約1億3800万円分も購入したようです。
そしてこのニュースも相まってVIX指数は上昇し、
こういったニュースに左右されるぐらい今の米国市場はオプションに支配されています。
VIX指数は必ずウォッチしておきたい指数です。
VIX指数は恐怖指数と呼ばれており、米国株の変動率を示す指標です。
そしてVIX指数はS&P500に逆相関しやすい特徴を持っており、
VIX指数が上がると株は下がり、VIX指数が下がると株が騰がりやすいです。
これは即ちVIX指数が上がると米国株の買い場であり、
VIX指数が上がると米国株の売り場であるともいえます。
なので米国市場を見る上では欠かせない指標なので、注目しておきたい指標です。
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