関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
13日の日経平均株価は26,237円と4日続落となりました。
売買代金は2.4兆円しかなく、
9月の米国消費者物価指数(CPI)の発表前に少し利益を出しておこうという流れが
インバウンドや内需関連の銘柄にかなり多かった印象があります。
思ったより売買代金は膨らまず、売りたい人だけが売ったという感じがありました。
株式市場を見ると直近高かったものが売られて、直近安かったものが買われるという
循環的な動きがかなり顕著だったと思います。
直近売られていた半導体関連は一転して上昇しており、
8035 東京エレクトロンは1.91%の上昇、6857 アドバンテストは1.03%の上昇、
7735 SCREENホールディングスは1.84%の上昇、6920 レーザーテックは0.88%の上昇となりました。
そして直近買われていた内需あるいはインバウンド関連銘柄は下落となりました。
9022 東海旅客鉄道(JR東海)は2.15%の下落、9201 日本航空(JAL)は2.83%の下落、
9202 ANAホールディングスは2.89%の下落となりました。
6191 エアトリは5.8%の下落、3926 オープンドアは7.19%の下落、6561 HANATOUR JAPANは6.63%の下落となりました。
なのでインバウンド関連銘柄に対してはそろそろ短期的には利食いをした方がいいのではないかと思います。
これだけ米国市場が崩れている中で、日経平均株価は6月の安値を割れていません。
やはりこれは相対的な日本株のバリエーションの良さが影響していると思います。
プットコールレシオ(PCR)とはオプション市場の強弱をはかる指標であり、
プットオプションの売買金額÷コールオプションの売買金額で算出されます。
プットコールレシオが高い状況だと非常に投資家が弱気スタンスであり、
反対にプットコールレシオが低い状況だとそれだけ投資家が強気スタンスであることを示します。
米国のプットコールレシオはS&P500のオプションで計算されて、レンジが1.8~0.6となっています。
そして図の米国のプットコールレシオを見るとCPI発表を前に相当高まってきていることが分かります。
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