関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
25日の日経平均株価は27,250円と続伸となりました。
幅広く銘柄が買われていたことが25日の相場の注目ポイントだと思います。
株式市場を見ると、全業種がプラスとなっておりました。
全体的に買いが入っており、個別株にどんどん熱が戻ってきたのを感じた一日でした。
銀行株では8306 三菱UFJフィナンシャル・グループが0.68%の上昇、
8308 りそなホールディングスは2.22%の上昇で年初来高値更新となりました。
電力株も9501 東京電力HDと9503 関西電力が共に0.63%の上昇となりました。
陸運は9022 JR東海が0.98%の上昇、9020 JR東日本が0.76%の上昇、9021 JR西日本が0.4%の上昇となりました。
また最近下落気味であったインバウンド関連銘柄も上昇となり、
2780 コメ兵HDが0.89%の上昇、8233 高島屋が0.38%の上昇、
6030 アドベンチャーが1.93%の上昇、6191 エアトリが1.21%の上昇、
6561 HANATOUR JAPANが1.5%の上昇となりました。
後継者問題で揺れている6594 日本電産は4.97%の上昇となりました。
半導体関連銘柄では8035 東京エレクトロンが0.74%の上昇、
6368 オルガノが8.33%の上昇、6146 ディスコが0.88%の上昇、
6920 レーザーテックは1.15%の上昇となり、今年初めて200日移動平均線を抜けました。
他にも越境ECの3328 BEENOSが4.45%の上昇となりました。
またオプション市場ではプットオプションに異変があり、
ディープ・イン・ザ・マネー化しているプットオプションの建玉が増えていました。
そろそろオプションの「ここまで騰がっても大丈夫」というポイントを作るべきだと思いました。
裁定買い残とは仮需であり、上昇時に増えていき将来の売り圧力となります。
裁定買い残は未来の売り圧力なので多すぎると注意が必要になり、
少なすぎると将来の売り圧力がなくなるということなので底を打ちやすいということになります。
そして現状は裁定買い残が少なくなり、裁定売り残が高水準になっており、
仮需が軽くなっている状況となっています。
裁定買い残は9月中旬に日経平均株価が下落し始めてから、どんどん減っています。
そして将来の買い圧力である裁定売り残が増えてきています。
8月26日には1.4兆円あった裁定買い残が10月14日には8500億円程度になりました。
今年は裁定買い残が1.4兆円を超えると日経平均株価が天井を打つ傾向があるので、
また裁定買い残が1.4兆円になったらオプション取引でヘッジをして、急落に備えるのもいいかと思います。
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