関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
先週の金曜日はNY市場が9月のPCEコア価格指数が
前年同月比で伸びが加速した影響で大きく上昇しました。
日経225先物も27,500円台へと上昇しました。
先週を振り返る上ではやはり香港株の下落は欠かせません。
香港株のパフォーマンスは非常に下落しており、
年初来の下落率が36.5%とまで下がっています。
一時的にリバウンドはあるかと思いますが、
あれだけ独裁政権ぶりを世界中に示したわけなので、
中々外資が戻りづらい状態だと思いました。
中国の独裁政権に対する海外投資家の逃避によって、
逃避先が日本の方へ、インドの方へ、インドネシアの方へと、
所謂「脱中国」の流れが続くと思います。
日経平均株価のチャートを見ると「行ってこい」の展開となりました。
もしかすると月曜日はブレイクして始まるかもしれません。
そして今週はもしかするとグロース株が結構強い展開があるかもしれません。
東証グロース市場指数のチャートを見ると、
日経平均株価のチャートと少し景色が違います。
8月・9月の高値まで後少しとなっており、
高値ブレイクすると1000ポイントに行きそうな感じもします。
価格帯別出来高を見ると上値の重さは感じられず、
既に底を打った印象があり、855~900ポイントの売買の層が薄いので、
結構駆け上がっていきそうな感じがあります。
なので投資対象としてはマザーズ先物やグロース株などはありだと思いました。
一方で今週はバリュー株の下げが目立った印象がありました。
これだけNY市場や日経225先物が騰がっており、
恐怖指数も25%台まで下がっているのを見ると強気にならざるを得ないと思います。
強気になるのはグロース株やマザーズ先物が良いかと思います。
日経平均株価は27,000円~27,500円のレンジを
上抜けて始まると強気でもいいのではないかと思います。
また今週は11月1日・2日にFOMCがあった後、3日は日本市場が休場となり、
4日金曜日を迎えるのでちょっと厳しい日柄だと思います。
なので様子見するしかないとも思いますが、
だからこそ日経平均株価が上がるという考え方もあると思います。
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