関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
31日の日経平均株価は27,587円と3日ぶりの反発となりました。
株式市場を見ると、全体的に強く、海運株も半導体株も強かった印象があります。
海運大手3社は9101 日本郵船は2.12%の上昇、9104 商船三井は1.69%の上昇、9107 川崎汽船は4.58%の上昇となりました。
半導体株では6920 レーザーテックが3.48%の上昇、6146 ディスコが2.73%の上昇、
6857 アドバンテストが2.08%の上昇、8035 東京エレクトロンが1.31%の上昇となりました。
そして今の相場を作っているともいえる4393 バンク・オブ・イノベーションは
24.49%の上昇でストップ高となり、年初来高値更新となりました。
こういった銘柄は個人投資家の心理状況を示すバロメーターとして利用できるので、
ここが軟調になるとグロース株がどれだけ騰がっていても全体的に総崩れすると思うので、
これからも注目していきたい銘柄だと思います。
そして9984 ソフトバンクグループは6.21%の上昇で躍進しており、年初来高値更新となりました。
また超大型株の6861 キーエンスは8.92%の上昇となっており、
こういった大型株ですら急ピッチで上昇するというのは、
日経平均株価のマグマが溜まって噴火しそうな感じを受けました。
米国では11月8日に中間選挙を控えていますが市場のテーマになっておらず、
米国株の上昇要因は先物売りやプットオプションの買いなど弱気ポジションの巻き起こしとなっており、
これらのきっかけは元をたどると利上げ鈍化論を誘発したWSJのニック記者を利用したものだと思います。
なので一転して急落するリスクは常に意識しておいた方がいいと思います。
また日本のインバウンド消費が1年以内に6兆6000億円規模になるといった内容のGSのレポートが話題となりました。
図は日経平均株価の日足チャートですが、揉み合いが続いています。
チャートは揉み合えば揉み合う程、離れる方向の時間や値幅は大きくなります。
また日経平均先物も似たような状態になっており、
揉み合って上放れしていくシナリオは充分ありえるかと思います。
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