関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
1日の日経平均株価は27,678円と続伸となりました。
日経平均株価は揉み合いからいよいよ上放れしようとしている様に感じました。
チャート上では25日移動平均線を上向き、75日移動平均線を抜きました。
株の好業績のパワーとFOMCや米国の中間選挙などの不安と比べると、
好業績への買いが強くなっていること分かります。
これは警戒よりも決算を期待しているという状況なので、非常に良いことだと思います。
株式市場を見ると、好決算を発表した企業が買われており、
10月31日に業績発表した6752 パナソニックHDは7.33%の上昇、
6301 コマツは4.81%の上昇、4385 メルカリは16.97%の上昇、
7419 ノジマは7.74%の上昇、2914 JTは9.5%の上昇で年初来高値更新となりました。
また11月1日後場に決算を発表した7011 三菱重工業は2.85%の上昇、8031 三井物産は5.65%の上昇となりました。
悪い決算には悪いなりの売りが出ていますが、好決算に対しては非常に反応が良く、
ボラティリティも比較的あるので日本株においては結構良い状況になっていると思います。
そして9984 ソフトバンクグループはMBO(Management Buyout)の噂から2.72%の上昇となりました。
図は日経平均VIのチャートですが、75日移動平均線を割り込もうとしているのが分かります。
こういったボラティリティの軟調がオプションの感応度が低い要因だと思いました。
ボラティリティがこのまま下がって、相場が楽観状態に傾き、18ポイント台まで下がったら、
またオプション取引の下落のポジションの出番がやってくると思います。
図は10月31日に決算発表があった2914 JTのチャートです。
年間配当予想が150円から188円に増額されて、配当利回りが約7%となりました。
高配当のニュースに対しての株価の反応度が非常に高いと思いました。
そして同日に決算発表があった■7419 ノジマも非常に市場から注目されています。
家電量販店の中堅ですが、PERやPBRを他の家電量販店と比べると
非常に割安なものとなっています。
割安であり高ROEとなっているので非常に面白い銘柄だと思いました。
10月のNYダウは大幅上昇となり、上げ幅は約12%と1976年以来のものとなりました。
それだけ珍しい大幅上昇となりました。
そして1976年は日本シリーズで阪急ブレーブス(現:オリックス・バファローズ)が優勝した年でもあり、
今年はオリックス・バファローズが26年ぶりに日本シリーズを優勝しました。
1976年の株価と現在のNYダウの動きが非常に似たものとなっています。
1976年春ごろまでは石油ショック直後の狂乱物価から株価が立ち直りつつあった頃であり、
今の状況と非常に似たものとなっています。
また1976年の世界の状況と今の状況で韻を踏んでいる様な似たようなものを感じているので、
翌年1977年にはどうなったのかについて今一度調べてみるのも面白いかと思います。
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