関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
7日の日経平均株価は27,527円と3日ぶりの大幅反発となりました。
テクニカル的なリバウンドだったとしても、
日経平均株価は2022年の中央値である27,500円のラインまで上がることが出来ました。
株式市場を見ると、ほぼ全業種が上昇となりました。
こういった時に下落している銘柄は少し心配になります。
4307 野村総合研究所は1.42%の下落で年初来安値更新となりました。
下落が続いている4393 バンク・オブ・イノベーションは19.58%の下落でストップ安となりました。
一方で2681 ゲオホールディングスは6.49%の上昇で年初来高値更新となりました。
またガス器具で有名な5947 リンナイも5.44%の上昇となりました。
好決算をだしたところが素直に上がるというのはそれだけ市場のコンディションが良いことだと思いました。
また売買代金も先週金曜日は約3兆円、本日は2.9兆円もあり、相場の体温も非常に良い感じだと思いました。
米国では巨大ハイテク企業のレイオフが話題になっていますが、
日本と違って雇用の硬直性がないところが強みだと思うので、
この話題はそこまでネガティブに捉える必要はない様に感じました。
図は約500日間の日足チャートですが
矢印部分の決算前後の任天堂の様子を見ると上昇していることが分かります。
なので決算前後に投資をすると、良い結果が期待出来るかと思います。
今回の決算では円安に対してどれだけのメリットがあったのかも気になるところなので、
8日の決算発表には注目しています。
触れてはいけない株の特徴は色々ありますが投資初心者は特に、
噂で騰がっていたり、
赤字決算にも関わらず騰がっていたり、
短期間で企業価値が2倍以上になっている、
という様な銘柄にはやはり触らない方が良いと思います。
図は下落する前の4393 バンク・オブ・イノベーションの30分足チャートです。
価格帯別出来高を見ると明らかに15,000円台のボリュームが突出していることが分かります。
即ちここで買ったり売ったりしている人が多いということです。
なので投資熱を一旦俯瞰してみると、15,000円台で売買が盛んだから、
ここで相場が逆回転したら次にボリュームがある10,000円台の辺りまで下がるのではないか、
そうなった場合を考慮したうえで買うか売るかといったことを考えた方がいいと思います。
投機的な銘柄は需給勝負なので、出来れば触れない方が良いと思います。
ただ投機として割り切って売買するのであれば、
テクニカル分析(出来高や需給など)を重視して動くのがいいかと思います。
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