関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
移動平均線が収斂していたので上昇しやすい形が出来ていたことが分かります。
そして日経平均株価は1週間で1000円も上昇しました。
その背景にはもちろん日本株の割安さもありますが、インフレ率のピークアウトがありました。
年始から始まった株安と高金利の逆金融相場がひとまずピークアウトした様に思います。
そしてFRBもひとまずは急ピッチの利上げを収める材料になるのではという思惑から
米国市場や日経平均株価が急上昇しました。
株式市場を見ると、半導体が中心となって上昇しており非常に強かった印象があります。
反対に軟調だったのが内需株で、これはアンワイド、ポジションの巻き戻しが起こったからだと思います。
これはローテーションの動きなので内需株に関しては特に心配することはないと思います。
むしろ次のアンワイドに対して買いを入れるのもありだと思います。
そしてドル円は大きく円高となりました。
また次世代半導体の国産化に向けて
新たに国内大手企業8社が作る新会社「Rapidus」の設立が話題になりました。
日の丸半導体の復活に向けて官民一体の技術集結の形となり、千竃としては期待しています。
図は日経平均VIの日足チャートですが下落していることが分かります。
またVIX指数も同じく下落しています。
なのでボラティリティがどこで下げ止まるかが非常に注目ポイントだと思います。
VIX指数で言えば19%、日経平均VIでは18ポイントまで下がると、
市場が非常に楽観に向かっていると考えて、強めに警戒しておいた方が良いと思います。
そして今週の注目イベントとしてはトランプ元大統領の重大発表があります。
日本時間では16日午前11時からとなっており、
ボラティリティを呼び起こすきっかけにもなるかもしれません。
また15日にはG20の首脳会議があり、16日夜には米国10月小売売上高の発表もあります。
小売売上高の動向は米国の景気動向に強く作用されているので、
米国の経済の好調さを確認できるかといったところは非常に注目ポイントだと思います。
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