関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
日経225オプション取引とは、
あらかじめ定められた期日に決められた価格で日経平均を買い付ける権利であるコール・オプションと
日経平均を売り付ける権利であるプット・オプションを売買する取引のことです。
オプション取引の決済は、満期日までに転売や買戻しによって決済をすることができます。
また、オプションの買い手は権利行使によって決済することも可能です。
オプションの買い手は権利を得るために
オプション料であるプレミアムと呼ばれるモノを売り手に支払って、
売り手はそのオプション料を受け取ることになります。
取引単位のプレミアムの1000倍であり、証拠金は売り手のみが必要となっており、
買い手はプレミアム料金を支払い、証拠金の必要はありません。
その日経225オプション取引には、
コール・オプションの買い付け、コール・オプションの売り付け、
プット・オプションの買い取り、プット・オプションの売り付けの4種類があります。
取り引きをしようと考えているのであれば、
上記4種類の中で、自分自身が何の取引が自信あるのか確認しておきましょう。
日経225オプション取引のメリットを紹介します。
それは、①損失の限定化、②小額投資ができる、③賃金効率の向上の3つが挙げられます。
それについて順を追って確認していきましょう。
①損失の限定化
買い手は自分が有利な際に、権利を行使することができて、売り手はそれに従わないといけません。
売り手から権利を購入したが、損失をしてしまいそうな際には、権利を破棄することができます。
権利を破棄することで権利購入用に支払ったプレミアムに限定でき、損失の限定化することもできるでしょう。
②少額投資が可能
取引の際に、保証金を証券会社に差し入れる必要はあるものの、取引自体は少額から可能です。
③資金効率の向上
売買で得た効果をレバレッジに利かせられるため、資金効率が向上することでしょう。
日経225オプション取引はメリットだけではありません。気を付けなくてはならないこともあります。
買い手と売り手のそれぞれにデメリットが生じてしまう場合があります。
さきに、前者について説明します。
購入予定の権利のプレミアム価値が満期日に無くなってしまう可能性があります。
プレミアム価値がなくなってしまうと、支払ったプレミアムを全額失ってしまうことになります。
つぎに、売り手の場合についてです。
買い手が被った損失を売り手が背負うという二重負担になってしまう可能性があります。
以上のようなことが起きないように、しっかりと確認しておきましょう。
いかがでしたでしょうか。
これまで日経225オプション取引、そのメリットと留意点について見てきました。
興味があるのであれば、留意点に気を使いながらやってみてはいかがでしょうか。
暁投資顧問では11月30日まで期間限定で新規会員様募集中です!
■会員様お申込みはこちらから
いつもブログにアクセスして頂きまして ありがとうございます。
もし今日のブログ記事が投資の参考になりましたら大変お手数ですが
こちらのバナーをクリックして暁投資顧問の応援をして頂けますと幸いです。
最新情報をお届けします