関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
19日の日経平均株価は26,402円と5営業日ぶりに反落しました。
欧米諸国の市場は軒並み下がっており、インド市場やアジア市場、ビットコインなど
殆どのアセットが下落している中で、日経平均は1.89%の下落、TOPIXは1.31%の下落と、
比較的日本の状況はそこまで弱くはないといった感じだと思います。
18日のNYダウは今年最大の下げ幅を記録しましたが、
日経平均先物を売り急ぐ動きは今日のところは見られませんでした。
株式市場を見ると、幅広く買われている状況が続いています。
6036 KeePer技研は6.71%の上昇で年初来高値を更新し、
8848 レオパレス21は7.02%の上昇で、
16日の決算発表で財務体質の順調な回復が見られたことで
今までの低迷から霧が晴れて上昇傾向にあります。
半導体向け純水製造装置で有名な6368 オルガノは3.11%の上昇、
7013 IHIは3.87%の上昇となりました。
一方で下落している銘柄もあり、3382 セブン&アイHDは4%の下落で4日続落、
8473 SBIホールディングスが6.09%の下落で連続の年初来安値更新が続いています。
米国市場は暴落となっており、ほとんどのセクターが下落している状況となっています。
AppleやMicrosoft、Adobeなどのハイテク株は軒並み大きく下がっており、
景気後退に強いはずのディフェンシブセクターですら大きく下がっています。
また小売業が急落しており、コスト高が世界共通の懸念材料となっています。
景気先行指数であるダウ輸送株平均は約7%の下落となっており、
これは景気後退即ちリセッションを意識している展開に入ってきているのだと感じました。
こういった暴落時で意識する5つのポイントがあります。
まず1つ目がオプション取引で暴落型のトレードを行うことです。
2つ目が高配当株への逃避です。
なぜなら高配当株は配当の下値弾力性が高い傾向があるからです。
3つ目が価格弾力性があるセクター、商品、企業を見つけることです。
例えば本日の様な大幅下落の中で始値から上昇していたような銘柄や、
下げ渋っていたような銘柄を見つけていくのもいいと思います。
4つ目がベア(インバース)型ETFを賢く使うことです。
オプション取引が苦手な方はベア(インバース)型ETFを
短期的に使っていくことも視野に入れるのが良いと思います。
5つ目が「バブルの解決策は買い手がいなくなる」ということを意識しておくことです。
バブルの解決策は買い手がいなくなることなので、
つまりは米国株をしなくなるようなところまでいけば、そこが一つの転換点になるかと思います。
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