関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
16日の日経平均株価は27,567円と反落となりました。
16日はアメリカSQということで日柄的にやや商いが低下するのを警戒していましたが、
日経平均株価は9月7日につけた27,268円に肉薄している状況となりました。
日米ともに6月安値まで下がり崖っぷちの状態となってしまいました。
株式市場を見るとCPIショック時よりも一段と風邪を引いている様な印象を受けました。
そんな中でもインバウンド関連銘柄は引き続き物色されていました。
上昇した銘柄を見ると喫茶店関係が盛り上がっており、
3087 ドトール・日レスホールディングスは1.01%の上昇、
3543 コメダホールディングスが1.2%の上昇で共に年初来高値更新となりました。
消費関連ではドン・キホーテを展開している7532 パン・パシフィック・インターナショナルHDが
1.16%の上昇で年初来高値更新となりました。
不動産関連では3289 東急不動産HDが1.66%の上昇で年初来高値更新となりました。
外食産業では3193 鳥貴族HDが6.96%の上昇で年初来高値更新となりました。
図は日経平均株価の30分足チャートですが非常に窓が多いことが目立ちます。
日足チャートでは見づらいのですが、30分足チャートにすると窓が開いてることが分かり、
7日から12日かけて窓が3つ開いて三空踏み上げになった後は下落して、
今では窓が2つ開いて下がっている状況となっています。
なので火曜日の寄り付きで大きく下げて27000円ぐらいからスタートすると、
今度は三空叩き込みとなるのでリバウンドしやすい状況になるかと思います。
今米国市場では高まるインフレや高まる金利、
そして業績の下方修正など様々な悪材料が揃いつつあります。
しかしそんな状態でありながら意外なことに恐怖指数であるVIX指数や、
Fear and Greed indexは恐怖状態に傾いていません。
VIX指数は大して警戒状態にもなっておらず、16日は26.3%となっています。
またFear & Greed Indexも40と取り巻く状況の割にそこまで恐怖状態になってはいません。
そんな中で米国の住宅金利はついに6%になってしまい、
これはリーマンショック以来14年ぶりの高水準となりました。
短期債券では既に4%超えているものがある中で、株を買うよりは米国債を持っておいた方が良い、
リスクをとらずに投資をするという考え方が多くなってきたのが現状の株安の背景だと思います。
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