関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
24日の日経平均株価は26,974円と反発となりました。
一時は27,000円台まで回復する場面もありましたが、
香港株が6%も下落するといった事態の影響を受けてしまいました。
ここまで香港株が下がるというのはかなりの外資の資金が抜けている状況だといえます。
株式市場を見ると、そこまで日本株自体は弱気ではない様に感じました。
業種別値上がりランキングを見ても、海運株は4%近く上がっていて、ゴム・非鉄金属なども2%程上昇していました。
半導体銘柄も好調で6920 レーザーテックは3.06%の上昇、8035 東京エレクトロンは2.01%の上昇となりました。
水晶デバイスの6962 大真空は4.66%の上昇、パワー半導体の6616 トレックス・セミコンダクターは5.7%の上昇、
半導体向け純水製造装置で有名な6368 オルガノは7.59%の上昇となりました。
半導体銘柄の中でも特にプライム市場の中で時価総額が大きい銘柄が、
先週金曜日の半導体指数の上昇をきっかけにして上昇した形となりました。
ただ一方で不調なセクターもあり、証券セクターは出てくる決算が悉く悪く、
浮上のきっかけも見えない状況となっています。
日経平均VIは3日連続陽線で、25日移動平均線を超えてきました。
ボラティリティに対して緊張状況があり、25・26ポイント台へと上がっていくと、
また負の回転が始まるので、先物を売るからプットを買う、
プットを買うから先物を組成するといった状況が生まれやすくなります。
27日・28日に閣議決定のタイミングがありますが、
一方で日銀の金融政策決定会合もあり、どういった舵取りになるのか気になるところです。
これはゼロコロナ対策の維持や、
直近発表されたGDPが予想は上回ったけれど前期から伸び悩んでいることが関係している、
といわれていますが実際は胡錦濤前国家主席が
中国共産党大会を強制退席された疑惑が出たことが大きく影響していると思います。
この疑惑によって外資が抜けていく状況となり、
香港ハンセン指数がリーマンショック級の下落になったのではないかと思います。
そしてこの香港ハンセン指数のリーマンショック級の下落によって、
日経平均株価はむやみやたらに上値を追うことが難しくなったのが24日の流れだと思います。
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