関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
18日の日経平均株価は28,964円と続落となりました。
気になっているのが7203 トヨタ自動車など
直近高かった銘柄が少し下落に転じています。
金融緩和や財政出動などで上昇する様な景気敏感株への
投資の転換、もしくは利食いのようなことが起きており、
結構一服感が出ています。
これはトヨタ自動車だけでなく、
海運業などは一週間前の価格に戻っていますし、
鉄鋼業なども下がっており、空運業も同じように下落しています。
株式は総じて小動きで、大型株が一服した印象があります。
バークレイズのエコノミストが
9月にテーパリングが発表されるのではないかと予想しました。
バークレイズのエコノミストは
我々の目にはタカ派として映った、
なのでこういう予想をするぞというレポートが話題になったようです。
その影響で景気敏感株に売りが入った様に思います。
日本市場は景気敏感株、リフレトレードと言って、
金融緩和や財政出動の中、
金融緩和に対して恩恵があるような銘柄が買われていたのが、
売りに転じた状況となっています。
しかしハイテク株中心のNASDAQ指数は図のチャートの様に、
FOMC後の凄く強い下髭をバックに上昇しています。
金利低下の影響でハイテク株が買われたことが影響したようです。
過去100年間、とても長期的に見れば、
金は米国の物価を上回るパフォーマンスを示しています。
来るインフレへのヘッジとしての有力な手段だと改めて見直されると思います。
そして今回日本の証券会社で
購入できる金投資としてオススメしたいのが、
1540 純金上場信託(現物国内保管型)です。
こちらのETFは購入したら、
なんと現物に転換することができます。
とてもユニークなETFとなっています。
三菱UFJ信託銀行の投資商品なので、
イメージとしては、
三菱UFJ信託銀行が間に入って、
小口転換取扱証券会社を経て、
投資家の元に渡るという形だと思います。
とはいえ1キロ以上からの交換となるので、
相当な買い付けが必要となります。
しかしただCDFを購入したり、
金に連動するETFを買うよりは、
将来的に交換することが出来るようなETFも、
ありなのではないかと思います。
海外投資家は2000億円の売り越しです。
そしてメジャーSQの日に先物を買い越して終わっています。
結果、現物先物合算だと148億円の売り越しとなりました。
そして個人投資家は1352億円の買い越しとなりました。
こうやって徐々に徐々に個人投資家が買うということは
将来の買いの上値の重たさに少しは繋がっていきそうだと思いました。
18日に発売された四季報(夏号)の中で
本田先生が気になった銘柄を紹介したいと思います。
【5310 東洋炭素】
等方性黒鉛の先駆者で、原材料の調達から加工まで一貫生産を行っています。
世界シェアが3割を占めており、トップとなっています。
【6464 ツバキ・ナカシマ】
ベアリング用の精密鋼球・ローラーが主力でボールネジなども生産しています。
【7729 東京精密】
計測機器製造の精密位置決め技術を生かし、半導体製造装置に展開しています。
ウエハテスト用では世界首位となっています。
【6966 三井ハイテック】
ICリードフレーム、自動車・家電向けモーターコア大手企業で、超精密金型が強みです
【4284 ソルクシーズ】
SBI社が筆頭株主のSI会社です。
信販、証券など金融業界が主な顧客となっています。
クラウド事業も本格推進しています。
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