JR各社が暴落中。今後どうなる?

7月2日の市況解説

2日の日経平均株価は27,781円と大幅反発となりました。

7月末の下げを1日で取り戻す様な、

月末の下げを月初で取り戻すといった結果になりました。

 

2日の株式市場は非常に強いものとなりました。

特に9104 商船三井は年初来高値を更新して、

全市場の売買高ランキングでも2位となりました。

しかしJR各社の様な人を運ぶサービスは、

年初来安値の水準まで落ち込み、

今年の売上見通しもかなり悪いものとなっています。

デルタ株の感染状況も相まって先行きが分からない状況となっています。

そういった不透明感から人を運ぶサービス関連銘柄が非常に売られた様に思います。

特に9021 西日本旅客鉄道(JR西日本)は、

2日の売買高ランキング30位に入っており、-4%近い下落となりました。

一方、物を運ぶサービスは今年一番強い上昇となっています。

9101 日本郵船は年初来高値を更新しました。

月足で見ると13年ぶりぐらいの高値更新となっています。

 

2日の市場を見ると、月初の感情がない売買が続いている様に感じました。

また全市場の売買高ランキングを見るに、

海外投資家の買いを連想させるものとなりました。

 

 

 

今の日経平均株価に対するスタンス

今の相場状況を見るに、千竃のスタンスとしては、

積極投資よりは守りを重視したいと思います。

特に日経平均株価に関しては買うというよりは様子見、

様子見というよりは利食いに傾いた方が良いように考えています。

そしてもし日経平均株価が大きく反発していく流れになった場合は、

28,000円台の滞留時間に注目したいと思います。

 

 

 

JR各社はどうか?

人を運ぶサービス関連は非常に安い水準まで下がっています。

 


特に9020 東日本旅客鉄道(JR東日本)は、

コロナショック前は株価は1万円台でしたが、

今では株価が20%以上も減少しています。

売上も減少している中、利益もほとんど出ていない状態で、

株価が20%安近くで済んでいるのは逆に凄いなと思います。

短期的なチャートだけを見ると、

4月23日の安値を少し割り込んだ一文新値の様な状況となっており、

年初来安値の水準ではないものの、

売買代金も膨らんでおり、何となく反発を示唆する様なチャートになっています。

なので短期的には良いかと思いますが、

長期的に見ると、信用買いが非常に多く、配当利回りも1%台なので、

株価がコロナショック前に戻る様な大きなニュースでもない限りは、

非常に寝かせる羽目になるかもしれません。

ただ公共インフラなので潰れる可能性は非常に低いと思います。

 

 

 

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