関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
5月9日引け後にソフトバンクG<9984>が2018年3月期の決算を発表しました。
当期純利益は27%減の1兆389億円。
売上高3%増、営業利益は27%増の1兆3038億円。
この営業利益増加に寄与したのがソフトバンク・ビジョン・ファンドの株式評価益3030億円。
評価益の内訳を見ると、ファンドが保有している米半導体大手エヌビディアの4.4%の株式です
エヌビディアの株価は1年で100%以上上昇しており、これがビジョン・ファンドの利益の大半を占めるようです。
ファンドの利益は流石ですが、デリバティブ関連の損失も気になりました。
デリバティブ関連の損失は約6300億円。
このうち6041億円の損失が中国アリババ株式先渡売買契約に含まれるカラー取引に関するデリバティブ関連損失となっています。
カラー取引は変動金利が予め設定した金利幅(カラー)を超えて変動した場合、
超過変動分の金利を売り手が買い手に支払うことを約束するオプション取引です。
これは痛いですね。
低金利の下、大きな借金をして攻勢に出たソフトバンクにとって金利の変動は大きなリスクです。
決算説明会の資料を見ても、ソフトバンクが有利子負債を気にしているということが良く分かりました。
資料では子会社の米スプリントとTモバイル合併時には2017年度末13.2兆円の純有利子負債が9.8兆円まで減り、
支払利息が5161億円から2490億円まで半減することがグラフ付きで力説されていました。
ソフトバンクというと通信会社を連想する方が多いと思いますが、実態はもうファンドですね。
上述のソフトバンク・ビジョン・ファンドはエヌビディアだけでなく、
インド最大の電子商取引会社フリップカートや配車アプリのウーバーの株式も取得しています。
以前、アリババ株上昇の恩恵でソフトバンクの株価も上昇した場面がありました。
今後もファンドの保有株がソフトバンクの株価に影響してきそうです。
ただ、孫さんの目利き力は凄いですがソフトバンクという企業の評価は非常に難しいです。
他者(他社)に運命を委ねているといっても過言ではありませんし、孫さんの後継者問題もあります。
真っ当に考えると長期投資の対象にはならない銘柄だと思います。
暁投資顧問 平下
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