関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
ファナック<6954> 急落 京セラ<6971> 急騰
4月27日の日経平均株価は高値圏で推移していますが、中身を見ると下落している銘柄も多く歪さが感じられます。
日経平均寄与度の大きい銘柄では26日引け後に決算を発表したファナック<6954>が決算を嫌気し9%を超える下げ。
1銘柄で日経平均株価を約89円押し下げています。
それを補うかのように寄与度上位の銘柄が買われており、上昇が目立つのは京セラ<6971>。
京セラは12%超上昇し、1銘柄で日経平均株価を約57円押し上げています。(14時39分現在)
他にもお馴染みのソフトバンク<9984>、ファーストリテイリング<9983>も買われており、
京セラと合わせた3銘柄で日経平均株価を130円近く押し上げています。
日経平均株価の上昇率がTOPIXに比べて大きいところを見ると、きょうの上昇は先物主導と見ていいかも知れません。
あす以降、大型連休に入りますがこのところ空売り比率は40%を超える水準が常態化しています。
売り方の買い戻しも上昇に寄与しているのではないでしょうか。
京セラもファナックも決算を受けて大きく動きましたが、昨日のマネックスもストップ高になるなど、
決算に対する株価のリアクションが非常に大きくなっています。
決算に賭ける持ち越しはリスクが大きいです。決算後の値動きを見てから売買しても決して遅くはありません。
焦らずいきましょう。
暁投資顧問 平下
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