関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
11月は強い! 今年はどうなる!?
明日で10月も終わり。
10月の日経平均株価月足は今年最大の陰線となる可能性が濃厚です。
アベノミクス相場以降、10月の日経平均は非常に強い傾向がありました。
10月日経平均がマイナスとなったのは2013年のみ。
その2013年も9月1066円高してからの10月127円安ですから、基調としては強かったと言えます。
また、翌年2014年の10月は本来大幅安となっていてもおかしくありませでした。
それを覆したのが10月末に出た黒田バズーカ第2弾。あれで一気に巻き返しました。
そうしたイレギュラーなケースはありましたが、2012年の成績を含めても10月は5勝1敗。
非常に強い傾向がありましたが・・・恐らく今年はマイナスとなる可能性が濃厚。
そして、10月以上に強いのが11月です。
上掲の月足チャートの黄色い丸で囲ってある部分が11月月足ですが、
アベノミクス相場が始まった2012年11月以降、11月は全勝です。
きょうの日経平均は反発していますが、
恐らくアノマリーを意識した買いも幾らか入っているのではないでしょうか。
11月のアノマリーだけでなく、米中間選挙後の株価は強いと言うアノマリーもあります。
ここまで下押しましたし、アノマリーもある・・・その二点だけで見るなら今は恰好の買い場かも知れません。
ただ、100%のアノマリーなどありません。
好例が「西暦末尾“5”の付く年は高い」というアノマリーでした。
戦後負けなし!という強烈なアノマリーでしたが、2015年は見事に外れました。
過信は禁物です。
暁投資顧問 平下
最新情報をお届けします