関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
イールドカーブ フラット化
10月は米長期金利上昇が嫌気され株式市場は大荒れとなりました。
その米長期金利ですが、米30年債利回り、米10年債利回りともに1ヶ月前よりも低下。
しかし、上のグラフを見ても分かるように短期利回りは上昇しました。
超短金利差(イールドカーブ)は縮小し、1ヶ月前よりもフラット化が顕著です。
これが逆イールド、短期金利の方が長期金利よりも高くなると景気が悪化すると言われています。
上のグラフの線が右肩下がりになるのが逆イールドですが、
2000年、2007年にその逆イールド現象が起こっています。
そもそも、将来の景気見通しが明るければ長期金利は上昇して然るべきですし、
長期金利上昇を必要以上にリスク視する今の状況がおかしいですね。
本当に株安になるのは長期金利が下がり始めたときです。
今週末の米雇用統計、そして日本時間20日のFOMC後の長期金利の動きに要注目です。
暁投資顧問 平下
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