関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
日経平均株価 欧米株安に動じず 6月どうなる?
きょうから6月相場です。
6月1日の日経平均株価は前日の欧米株安に動じず、12時53分現在プラス圏で推移しています。
きのうの反発で目先底打ちしたと見る方もいるようですが、私はまだ警戒を解いておりません。
ファンダメンタルズ、テクニカル、共に買いの根拠が薄弱。良好なのは需給くらいでしょうか。
資生堂のように個別では強い銘柄もありますが、「相場の流れに乗る」という観点からは買いといえません。
日経平均株価の週足チャートを見ると、2015年末と良く似ているところが気になります。
(上掲チャートの黄色い丸で囲った部分です)
2015年はチャイナショックで8月に急落し9月末で底打ち、そこから11月下旬にかけて反発しました。
しかし同年12月から下げ始め2016年の年明けから下落が加速しました。
今回も同じような動きになるとは思いませんが、似た動きになっているのはちょっと気になりますしリスク回避のスタンスは維持。
尤も、昨年9月も同じような閉塞感がありましたが10月以降急騰しあれよあれよという間に高値更新した経緯があります。
企業業績や景気の強さを裏付ける兆しが出てきた場合は買いのウエイトを増やしたいと思います。
暁投資顧問 平下
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