関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
上のチャートはNT倍率のチャートです。
きょう、ファーストリテイリングとソフトバンクG2銘柄の大幅高で一気に直近高値付近まで上昇してきました。
現在13.61。直近高値は昨年12月につけた13.7付近となっています。
この時は日経平均株価は下落基調でしたが、ユニーファミマHDの急騰がNT倍率上昇要因となっていました。
このNT倍率を何か売買の判断材料として使えればと色々考えたのですが、
特に日経平均株価やTOPIXに対する先行性や法則は見当たりませんでした。
日経平均株価のTOPIXに対する強さを示す指標としかいえません。
行き過ぎたものはどこかで修正が入るのが世の常、どこかでNT倍率が縮小する場面がやってくるでしょう。
ただ、NT倍率が下がるときに日経平均も下がるとは言えませんし、
そこまで気にする指標ではないと思います。
上はNT倍率の月足チャートです。
10年間の月足チャートですが、調整を挟みながらずっと上昇を続けています。
2017年の春から夏にかけて割と大きめの調整がありましたが、
その間日経平均株価が大きく下がったかというと殆ど下がっていません。
これを見ても、NT倍率が高すぎるから日経売り、低いから日経買いとは言えないということが分かります。
きょうもファーストリテイリングとソフトバンクの2銘柄で日経平均株価は200円超上昇していますが、
奇しくもきょうはマイナーSQ。
先物売買が2銘柄の株価に影響を与えているのは間違いないでしょう。
日経平均株価寄与度上位銘柄が挙って下落し、
TOPIX寄与度の大きい銘柄群が買われるまではこのNT倍率上昇の傾向は続くでしょう。
仮にファーストリテイリングやソフトバンクが急落し寄与度が下がったとしても、
新たな寄与度上位銘柄が誕生し代わりになるだけのような気がします。
ただ、長期的にみてここから5年10年と上昇が続くのかというと、そうとも思えません。
なぜなら、1992年から2005年までの約13年間NT倍率は調整を挟みながら低下し続けたからです。
この時は1992年3月の13.8から2005年11月の9.5くらいまで時間をかけてNT倍率が縮みました。
2005年から2007年にかけてはNT倍率はそれ程上昇しませんでしたが、日経平均株価は大きく上昇しました。
この間、非常に強かったのが金融株と資源株、自動車株です。
値嵩株の上昇にばかり目を囚われがちですが、
銀行株や資源株の低迷もNT倍率上昇の要因になっているということを忘れてはなりません。
ただ、今の特定の値嵩株の影響が甚大な日経平均はどうかと思いますね。
TOPIXと日経平均の騰落率の乖離が1%近くあって、
日経平均が株式相場全体の実態を示していないのは明らかです。
指数ばかりに目を囚われず、他の部分を良くみて本質を見極めていきたいと思います。
暁投資顧問 平下
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