弱い上海総合指数 貿易戦争の影響

上海総合指数 下落続く

 

平成30年6月22日(金)上海総合指数

 

6月22日の上海総合指数は13時58分現在、上昇していますがトレンドは明確に下向き。

 

節目の3000Pを割って投げ売りが出たようで一気に2800P付近まで下落しました。

 

日足チャートを見ると他国の株価指数とは全く異なっており、1月下旬以降下落が続いています。

 

まだ大した下落ではない

 

3600から2800まで20%超の下げとなりましたが・・・

 

平成30年6月22日(金)上海総合指数週足

 

上の5年間週足チャートを見ると、実はそれ程大した下落ではないことが良く分かります。

 

そもそも、2014年10月から2015年6月にかけての上昇が異常でした。

 

同じような上昇が2006年から2007年10月にかけてもありましたが、

 

実態と乖離した上昇はそう長続きしないということと、その後は反動が出るということが良く分かります。

 

なお、2015年6月初旬に上海総合指数が急落したときは、

 

少し遅れて8月にチャイナショックが起こり世界株安となりました。

 

あのときは人民元切り下げが起爆剤となりました。

 

今回、米国の関税強化に対して中国がどう対応するのかに注目です。

 

暁投資顧問 平下

 

 

 

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