関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
今週の日経平均株価は週間ベースで反発。前週末比337円高となりました。
今週は月曜が休場の為、4営業日。週初は売りに押されました。
しかし、反発が続く米国株に追従し週後半に盛り返した格好。
週足では下髭が長く、実線の短いローソク足が示現しました。
2016年11月以降、39週移動平均付近(上掲チャートの緑色の線)まで下げると反発する展開が続いていますが、今回もそうなるかどうかに注目。
一方、ドル円はドル安円高が顕著。
きょう後場、一気に1ドル=105円半ばまでドル安円高が急伸しました。
週足を見ても各種移動平均を下回っており、ドル安円高トレンドが鮮明です。
NYダウに比べ日経平均の戻りが今ひとつ鈍いのはこの円高の影響でしょう。
2月14日の当ブログでも触れましたが、私は暫く円高が続くのではないかと見ています。
ただ、株価同様に短期間で結構大きく動きましたので短期的にはドル高への揺り戻しもありそうです。
今週は麻生さんが介入を否定したことも話題になりました。
もし介入があれば一時的に円高は止まるかも知れませんね。
先週急騰した日経VIは大幅反落となりました。
先週の急騰が凄かったですし、マーケットが落ち着きを見せましたから当然の動きと言えます。
米VIX指数も低下していますが、以前の16、17辺りで落ち着くにはもう少し時間を要しそうです。
きょう引け後に発表された前週分の投資主体別売買動向ですが、海外投資家は現物・先物合算金額ベースで1兆8022億円の売り越し。
ここ最近では突出した売り越し額です。
直近過去でこれを超える売り越し額だったのは2015年8月4週。
チャイナショックで荒れていた時期ですが、この時は1兆9024億円の売り越しでした。
ここから海外投資家の動向を予測するのは不可能です。
ちなみに2015年8月4週以降の海外投資家ですが、その後6週連続で売り越しています。
先週末当ブログで「今週の個人投資家は買い越しているのではないか?」と書きましたが、
予想通り逆張り好きな個人投資家は先週買い越していました。
現物・先物合算で6555億円の買い越しと海外投資家とは逆に、ここ最近では突出した買い越し額。
直近過去でこれを超える買い越し額だったのは2015年7月2週の6750億円の買い越し。
このときはチャイナショックの前兆で大きく日経平均が下げた週でした。
しかし、日経平均が反発した翌週2015年7月3週、個人投資家は7244億円の売り越しでした。
上がると売る、下がると買う、というのが個人投資家の売買傾向ですね。
さて、今週の日経平均株価はひとまず反発しました。
先週の下げ幅を考えると、短期でここから1000円程度はあっさり反発してもおかしくないと思います。
但し、それは米国株の続伸と円高一服が条件になるでしょう。
今週の反発で「長期金利上昇は問題ない」「先週の下落は健全な調整で上昇は続く」というような見方が増えてきましたが、私はまだそう思えません。
私は昨年の時点でバブルだとは思っていました。
バブルは侮れません。理屈では説明出来ない上昇が長期間続きます。
それを考えると楽観論が再び市場を覆い、NYダウが高値更新していく可能性もあります。
ただ、トレンドが変わった可能性もないとは言えません。
バブルに興じるのも良いですが、バブルの最後は必ず急落で幕を閉じるという事を肝に銘じておきたいですね。
暁投資顧問 平下
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