日本電産 下方修正の影響は

日本電産 大幅下方修正

 

平成31年1月18日(金)日本電産

 

日本電産<6594>は17日、2019年3月期の連結純利益が前期比14%減の1120億円になる見通しだと発表しました。

 

実質的な最高益更新を見込んでいた従来予想(12%増の1470億円)から一転して減益予想となりました。

 

減益要因は中国の景気減速。中国で車載や家電向けモーターなどが大きく減少したそうです。

 

この下方修正で日本電産は大幅安が予想されましたが・・・

 

平成31年1月18日(金)日本電産6594

 

ほぼ寄り底で、大引けは僅か1.13%安。

 

先日10日に同じく下方修正を発表した安川電機も上昇していますが、

 

アク抜けしたかのような株価反応となっています。

 

きょうは日本電産の下方修正にも拘わらず、ハイテク株は思いのほか堅調な動きを見せました。

 

背景にはムニューシン米財務長官が中国製品に課している関税の撤廃を提案したという報道の影響があったようです。

 

去年も度々、米中摩擦緩和期待で上昇する場面がありましたが結局、事態は何も変わりませんでした。

 

私は要人発言を投資・トレードの判断材料にはしません。

 

市場の反応や、数字(指標)も総合的に絡めて戦略を立てて行きたいと思います。

 

 

暁投資顧問 平下

 

 

 

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

無料メルマガ登録
無料メルマガ登録