日経平均株価　上昇　週足は3陽連

 

 

 

今週の日経平均株価は前週末比263円83銭高と上昇。

 

週足は3陽連で8月月足は陽線となりました。

 

新興国や中国経済に不安はあるものの、強い米国経済や企業業績を下支えに堅調に推移しました。

 

今月はトルコリラ急落で下げる場面もありましたが、下値は限られました。

ドル円　やや円高に

 

 

 

ドル円は週足で陰線。

 

若干円高に振れましたが、前週末比で30銭程度ですので株価への影響は軽微でした。

 

方向感はありませんが、7月中旬以降は円安一服となっています。

 

下は1ドル＝110円、上は1ドル＝112円50銭辺りが節目として意識されそうですね。

 

日経VI　週間ベースでは上昇

 

 

 

 

日経VIは週間ベースで上昇。

 

前週大きく下げた反動も出たようです。とは言えまだ15.08とかなり低い水準ですが。

 

今週は日経平均株価が上昇し日経VIも上昇した1週間となりました。

 

これは7月17日～7月20日の週以来となります。

 

 

投資主体別売買動向　海外投資家は買い越し

 

 

 

 

前週分の週次投資主体別売買動向では海外投資家が現物・先物合算の金額ベースで1352億円の買い越し。

 

内訳を見ると現物840億円の売り越し、先物は2193億円の買い越しで先物主体の買い越しとなっています。

 

金額は小さく、特に目立った点はありませんでした。

 

個人投資家は現物・先物ともに売り越しで合算2219億円の売り越しでした。

 

日経平均が上昇した週は大体海外投資家が買い越し、

 

個人投資家が売り越しとなっているのですが前週もセオリー通り。

 

今週は日経平均株価が上昇しましたので、恐らく海外投資家は買い越し継続、

 

個人投資家は売り越し継続でしょう。

 

 

来週から9月相場ですが、週明け3日はNY市場休場となります。

 

8月は弱い月ですが、9月も過去28年間を見ると11勝17敗で弱い月です。

 

昨年の日経平均株価は9月に底打ちし、10月から11月にかけて一気に上昇する展開になりました。

 

ただ、今年は同様の展開にはならないでしょう。

 

前回、米国の中間選挙があった2014年は9月上昇し10月に急落、

 

その後黒田バズーカ第2段で急騰するという非常に荒い展開になりました。

 

今年の秋も波乱含みの展開になると予想します。

 

9月は意外高、意外安どちらになってもおかしくありません。

 

ただ、長い目で見ればファンダメンタルズに収束していくはずです。

 

懸念材料は山積ですが、嘘を吐かない数字を良く見て投資判断を下していきたいと思います。

 

 

暁投資顧問　平下

 

 

 

 

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