ｃｉｓ氏の真似は可能なのか

 

 

 

 

きのうYahoo!ニュースで著名個人投資家ｃｉｓ氏の記事をみました。

 

・資産２３０億円の投資家ｃｉｓ氏の素顔 昼食は牛丼、会食は年１億円…

 

記事を読んで感嘆したのは

 

「パチンコで高校・大学では同級生を“打ち子”にして、２０歳で２０００万円を貯めた」

 

という部分です。

 

若い頃から場所は違えど遺憾なく才能を発揮されていたようです。

 

個人投資家というより相場師、ギャンブラー、投機家といった方がいいかも知れませんね。

 

ただ、ここで投資と投機を分けるとややこしくなるので肩書きは個人投資家とさせて頂きます

 

彼はパチンコやスロ同様に市場のパターンを見抜く慧眼とリスクを取る胆力、

 

そして引き際でサッと身を引く勇気をお持ちの方なのでしょう。

 

彼は彼なりのやり方で巨利を得た訳ですが、凡人には真似出来ません。

 

私も3年ほど超短期売買にのめり込んだ時期がありましたが、まぁ溶けていく溶けていく(笑)

 

生兵法は大怪我のもとと言いますが、その時に向き不向きがあることを痛感しました。

 

その時は「短期間で大きく増やすには短期売買しかないっ！」と取り憑かれたようにチャートを睨めっこし、

 

年間収支を見ると大負け、良くて小勝で典型的なコツコツドカンに陥っていました。

 

超短期売買をやめて収支がプラスになるようになりましたが、続けていても恐らく勝てていなかったでしょう。

 

ｃｉｓ氏とは全く違うやり方で資産を増やした片山晃氏のような方もいますが、

 

自分に合った手法を模索していくしかありません。

 

ゲームでも将棋でもスポーツでも経験を積めば積むほど上達するのであれば、

 

初めて3年の人間よりも歴15年、20年のベテラン選手の方が有利ということになります。

 

しかし実際は残念ながらそうなっていません。

 

将棋では高校生の藤井聡太さんがどんどんとベテラン棋士を倒しています。

 

私も中学、高校時代にｃｉｓ氏のように格闘ゲームにのめり込んだ時期がありましたが、

 

ゲームセンターには幾ら練習を積んでもコイツには勝てないだろうなというヤツがいました。

 

話を戻しますが、私の場合は“短期間で大きく増やしたい”という焦りが完全に失敗の原因になっていました。

 

器を知る、これが最も大事なことなのかも知れません。

 

もし今デイトレードでずっと苦戦している方がいらっしゃるなら1度やり方を変えてみることをお勧めします。

 

1ヶ月に100回売買してトータル＋3万円の収支と月に2回の売買で＋3万円の収支なら、後者の方が上でしょう。

 

ましてや、100回売買よりも2回の売買の方が利益が多いとなると目もあてられません。

 

恐らく、短期間で大きく儲けたいという考えは大半の方にとってデメリットの方が大きいでしょう。

 

尤も、ギャンブルの興奮に酔いしれたいというのが目的なら私は止めません。ギャンブル、面白いですからね＾＾

 

昨年10月、米国で秒速でｃｉｓ氏の5倍近い財を為した方がいます。

 

 

 

私は「夢を売るのではなく現実を売る」という、

 

射幸心を逆なでするキャッチフレーズで今後も淡々と感じたことや気付きを書き綴っていきます＾＾

 

 

暁投資顧問　平下

 

 

 

 

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