追加関税第三弾発動! 米中貿易戦争激化は必至

追加関税第三弾発動! 株価への影響は軽微

 

 

平成30年9月25日(火)日経平均株価

 

 

米国は24日、約2000億ドル(約22兆円)相当の中国製品に10%の追加関税を課す対中制裁関税第3弾を発動。

 

中国も600億ドル相当の米国製品に5~10%を上乗せする報復関税を即日実施し、

 

米中貿易戦争は長期化が避けられない状況になってきました。

 

しかし、きょう9月25日の日経平均株価は続伸して推移しており、殆ど影響を受けていません。

 

米国株にしても9月24日のダウ工業株30種平均こそ181ドル下落しましたが、下落率は0.68%。

 

S&P500は0.35%下落、NASDAQに至っては小幅に上昇しています。

 

日経新聞の1面の見出しも危機感を煽るような記事ですが、株価は頗る堅調といえます。

 

こうなってくると、2016年以降続いて来たブレグジットやトランプ大統領誕生同様、

 

米中貿易戦争も実際は大きな問題にならないのではないかという見方も出て来そうです。

 

足元では関税発動前の駆け込み需要なども出ている様ですが、

 

何らかの形で悪影響が顕在化するまでは実体経済の強さや需給を口実に上昇が続くかも知れません。

 

暁投資顧問 平下

 

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