関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
どうも、平下です。現在2020年6月22日14時17分。
政府は6月19日の月例経済報告で国内の景気判断を
「新型コロナウイルス感染症の影響により、極めて厳しい状況にあるが、下げ止まりつつある」
と上方修正しました。
6月の景気判断「悪化」文言削除 「下げ止まりつつある」と2年5カ月ぶりの上方修正
リンクを貼りましたが、この記事に対するYahoo!コメントを見ると非常に辛辣です。
今週は日銀会合の結果が発表された16日に日経平均が1051円高しましたが、
それに対しても
「公的資金や年金で株買ってるから上がってるだけで中身はない」
というようなコメントが目立ちました。
政府は日銀や年金が株を買うから上がりますよとアピールしたいのでしょうが、
健全性に疑問を持たれてしまっているようです。
日銀は12日から金融機関に自身が保有するETFの貸出制度をはじめましたが殆ど借り手はいません。
16日は2億円の借り手があったようですが、それ以降は1億円に満たないため“0”が並んでいます。
金融機関も日銀のETF買いを手放しで喜んでいないように見えます。
安倍内閣誕生の2012年暮れ~2013年に日本株を一気に買い越してきた海外投資家も、
売り越しが続いており、腰が引けてしまっているようです。
業績は伸びなくても自社株買いで株価を吊り上げるようなこのやり方ですが、
健全性に疑問を持たれたまま日経平均やTOPIXが高値更新を続けるのは難しいのではないでしょうか。
かたや、青天井相場となっているのが米国のNASDAQ指数。
NASDAQ上昇の背景にあるのはApple、Amazon、Microsoft、GoogleといったIT株の上昇です。
今回のコロナ禍でそういった企業の株価の強さが際立ちましたが、
買われている理由は需給では無く将来もっと業績が伸びていくだろうという期待です。
今コロナバブルとも言われていますが期待なくして本当のバブルは醸成されません。
90年代終わりのITバブルも、80年代終わりの日本のバブルもその点は通底していたように見えます。
中央銀行に逆らうなという相場格言がありますが日銀が異次元緩和をスタートさせてから7年が経過。
日銀の総資産は2013年1月の約160兆円から7年半で約640兆円まで膨らみました。約4倍です。
一方、日経平均株価は2013年1月末が11138円でしたが、7年半で約2倍。
しかも高値をつけたのは2018年10月で、それ以降は低迷が続いています。
TOPIXが高値をつけたのは2018年1月ですので、そこが高値だったと見てもいいでしょう。
2013年は金融緩和や政策への“期待”が買いを促しました。
ただ、7年半経ってその期待は失望に変わりつつあるように見えます。
ここから更に金融緩和をふかすといっても左程効果はないでしょう。
コロナバブルが加速する、株価と実態経済に関連性はない、という声もありますが、
私は実態経済が回復しないままバブルが加速するとは思えませんので、
底打ちの兆しが確認出来るまでは慎重なスタンスを維持します。
暁投資顧問 平下
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