関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
どうも、平下です。現在2020年4月9日10時26分。
きのう3月分の景気ウォッチャー調査が発表されました。
3月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差13.2ポイント低下の14.2
3月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差5.8 ポイント低下の18.8
これは2002年の統計開始以降、最低の数値です。
上の表は2007年1月~2008年12月迄の期間と2019年1月~の景気ウォッチャー調査を並べたものです。
2007年~2008年はジリジリ景況感の悪化が続き、2008年9月にリーマンショックがありました。
日本の株式相場は2007年夏頃から低迷、リーマンブラザーズが破綻した翌月の2008年10月に暴落しました。
その2008年10月の現状判断DI(季節調整値)が24.4、先行き判断DI(季節調整値)が21.2。
そこから2ヶ月後の2008年12月の現状判断DI(季節調整値)18.9がこれまでの最低値でした。
今回、そこを大きく下回っておりリーマンショックや東日本大震災後よりも景況感は悪いです。
2008年は同年1月現状判断DI(季節調整値)35.9から11ヶ月かけて18.9まで低下しましたが、
今回は2019年11月現状判断DI(季節調整値)36.7から5ヶ月で14.2まで低下。
悪化のスピードが非常に早いですが、これは昨年10月の消費増税の影響も大きいですね。
昔はこの景気ウォッチャー調査は株価に対する先行指標として使えたのですが、
最近は金融緩和の影響であまり使えなくなってしまいました。
2007年~2008年は現状判断DI、先行き判断DIが悪化を続け、
株価はそれに遅れて大きく調整しました。
2016年以降は株安の後にDIが悪化するという感じで景況感より株価が先に動いている印象。
日銀と公的年金が必死で株を買い支えているのですから、それも当然でしょう。
これだけ景況感が悪いと投資意欲も失せますが、株価は景況感に先んじて底打ちします。
雰囲気に流されず、買い場がどこになるのか考察を続けたいと思います。
ちなみにこの景気ウォッチャー調査の統計開始以降、
現状判断DI(季節調整値)の最も高かった値は2005年12月分の57.5
先行き判断DI(季節調整値)の最も高かった値が2013年12月分の57.7となっています。
2005年12月といえば郵政民営化のワンフレーズで大勝した第三次小泉内閣時代
2013年12月といえばアベノミクスという言葉が生まれて約1年経った頃
当時の日経平均株価をみるとどちらも右肩上がりとなっています。景況感は正直ですね。
2003年4月に日経平均株価が7603円をつけてから2年7ヶ月後が2005年12月
2008年10月に日経平均株価が6994円をつけてから5年2ヶ月後が2013年12月
明けない夜はありません。
この先、いずれまた好況が訪れると思いますがそれは恐らくかなり先でしょう。今は雌伏の時です。
暁投資顧問 平下
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