関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
きのう米9月ISM非製造業景況感指数が発表されました。
結果は47.8と市場予想を大幅に下回り、2016年1月につけた直近の最低水準を下回りました。
NYダウはこれを嫌気して343ドル安(1.28%安)となりましたが、
きょうの日経平均株価は殆ど下げていません。
9月月初に出た8月ISM製造業景況指数も非常に悪かったのですが、
9月の日経平均株価は一本調子で上昇した影響もあるのでしょう。
現時点ではきのうのISMは大して材料視されていないように見えます。
ちなみに今年の8月9月以前に米ISM製造業景況指数が50を割っていたのが、
2015年12月、2016年1月、同年2月、同年3月の4ヶ月でした。
上のチャートはNYダウの月足ですが、黄色い丸で囲ってある部分がその時期です。
NYダウは2015年12月はまだ底堅さを見せていましたが2016年1月から急落しました。
当時といまで大きく異なるのが原油価格で、2016年1月のWTI原油先物価格は1バレル=30ドル付近でした。
ですので、あのときの急落は“原油安ショック”と称する方もいます。
逆に2016年は米中貿易戦争はまだ勃発していませんでしたし異なる部分は多く一概に比較は出来ません。
ただ、いまは欧州や中国の経済指標も良くありませんし2016年ほど悪くないとも言えない状況。
そんななか株価は高値圏にあるわけですが・・・今の株高の背景にあるのは期待と需給。
米中協議合意や、減税や財政出動、金融緩和に対する期待。
実態との乖離に違和感を覚えている弱気筋からは随時ヘッジ売りや裸売りが入るものの、
下値では日銀のETF買い、企業の自社株買いが入るため下がらず、
結果的に売り方の買い戻しが上昇に寄与する好需給。
・・・この期待や需給で時間稼ぎしている間にファンダメンタルが改善するかどうかが鍵でしょう。
ここから財政出動や、関税引き下げや撤廃を伴う米中貿易協議合意などのサプライズがあれば、
タイムリミットは伸びると思いますが需給だけでいつまでも上昇が続くのかというとそれはないでしょう。
価格は最終的に価値に収斂していくものですから。
私はまだ慎重な見方を崩していませんが実態経済に底打ち・好転の兆しが見られるようなら、
見方を変えるつもりです。
しかし、優良株を激安で買いたいバリュー投資家にとって下がらないこの相場は酷ですねぇ。
暁投資顧問 平下
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