関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
FAANG 株価はまばら
過去最高値更新を続ける米NASDAQ指数ですが、FAANG各社の株価はまばらです。
まずFacebookの株価ですが、7月の急落後はもみ合いが続いています。
情報規制が業績の重石になるという観測が株価を抑えているようです。
Amazon 1年で株価は2倍
NASDAQ指数の牽引役となっているのがAmazon。
株価は1年で2倍です。PERという物差しは通用しません。
Amazonを特集した書籍も発売されていますが、勢いは止まることを知らず。
全体相場が調整するような不安材料や、
同社の将来性に懸念が生じるような悪材料が出るまでは株価も上昇が続きそうです。
ただ、この規模の会社の株価が1年で2倍というのはちょっと異常です。
私が下がりそうにないと思うということは、他の皆もそう思っているでしょうから、
そろそろ調整が入るかも知れませんね(笑)
Apple 好業績とバフェット効果で堅調
世界最大の時価総額を誇るAppleですが、Amazonには及ばないものの非常に強いです。
先日、決算発表後に急騰しましたが御大バフェットの買い増しという材料も押し上げ要因になりました。
まさに、我が世の春といった感じで業績悪化の兆しが出るまでは株価も下がりそうにありません。
潤沢なキャッシュで自社株買いも行っており、バリュエーション面でも優位性があります。
Netflix 足元反発基調 75日線上抜く
Facebook同様に7月の決算後に急落したNetflix。
8月も中旬までは下値を切り下げる展開でしたが、足元反発基調。
75日線を上抜けてきました。
加入者数伸び悩みが嫌気されて急落しましたが、盛り返せるでしょうか?
Google 上場来高値更新まであと僅か
続いてはGoogleですが、株価は非常に強いです。
7月下旬につけた過去最高値更新まであと僅か。
FAANG+ index
上はFAANG+ Indexのチャートです。
FAANG+ IndexはFacebook、Apple、Amazon、Netflix、Alpahabet(Google)、
Alibaba、Baidu、NVIDEA、Tesla、Twitterで構成された指数です。
こちらはFacebookやNetflix、TeslaにAlibaba(アリババ)の下落等もあり、
8月17日辺りまでは軟調でしたが、それ以降は反発基調。
6月20日につけた高値を超えてくるかどうかに注目です。
そうなった場合、恐らくダウも上場来高値を更新するでしょう。
一部の新興国や中国経済は芳しくありませんが、
このままアメリカ・ファーストで米国株は上昇を続けるのか?
仮にそうなったとして、日本株はこれまでのようにそれを追従出来るのか?
そこは先入観を持たず、指標を見ながら判断していきたいと思います。
暁投資顧問 平下
最新情報をお届けします