関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
どうも、平下です。
今週はソフトバンクGとファーストリテイリング、
そして東京エレクトロンの3銘柄が日経平均株価を大きく押し上げました。
日経平均株価とTOPIXの乖離を示すNT倍率は13.9を抜けてきました。1980年以降では過去最高水準。
2000年代以前でNT倍率が13を超えていたのは1996年~1999年でした。
ハイテク関連株が強かった1999年~2000年辺りのNT倍率が高かったイメージでしたが、
やはりこういう数字は自分で調べないと分かりませんね。
その1996年~1999年は日経平均株価が下げる過程でNT倍率が上昇しています。
そして、ITバブルが加速した1999年~2000年にかけてNT倍率は急低下しましたが日経平均株価は上昇。
ITバブルが弾けた2000年以降はNT倍率も日経平均株価も急落しています。
いまはFRBが緊急利下げを行いハイテク株に資金が集中した1999年のITバブル時と似ていますが、
当時のNT倍率と日経平均の動きといまの状況を比較して先行きを論じること自体がナンセンス。
株価が下がる過程でNT倍率が上昇した1996年~1999年と違い、
今回は日経平均株価が上昇する過程でNT倍率が上昇を続けています。
2018年以降のNT倍率は緩やかな上昇トレンドが続いており、
日経平均株価が大きく調整した2018年末も殆ど下がっていません。
これは明らかに日銀のETF買い入れの影響だと思いますが、市場に歪みが生じているのは間違いありません。
中国も春節明け直前に巨額の資金供給と併せて空売りと保有株の売り禁止を通達したと報じられています。
上海総合指数は春節明け直後は大きく下げましたがその後は反発が続いています。
春節入り前ときょう14日の上海総合指数を比較すると2%弱しか下がっていません。
中国の現状を見る限り国家隊の買い支えが入っているのではないかと邪推するのは私だけではないでしょう。
・・・本来下がるはずの局面で下げさせないこうした介入ですが、安く買いたい投資家は買えず、
介入で形成された株価を疑問視する投資家を遠ざける要因になってしまっているのではないでしょうか。
私は株価が力強く上昇するに当たって最も大きな要因は需給ではなく、
成長や好景気を期待したアニマルスピリットだと考えます。それなしにバブルは起こり得ないでしょう。
2007年のリーマンショック前、私に中国株を買わないか?という営業がありました。
営業マンの中国の成長を語る目には情熱を感じましたし、
私も当時の中国の成長や中国株の上昇をみて当分中国株の上昇は続くかも・・・と感じたことを覚えています。
・・・しかし、上海総合指数だけを見ると全く予想した展開にはなっていません。
この十余年ですっかり状況は変わってしまいました。
いまの米国の成長と今後の株高を力説する証券会社のアナリストの熱い声には、
あのときの中国株の営業をする証券マンと同じ熱を感じます。
私も米国が失墜していくとは思えませんし、長期的に株価も上昇が続くのかなと感じています。
正に2007年と同じ状況ですが、今回はどうなるでしょうか?
暁投資顧問 平下
******************************
暁投資顧問では・・・株式予想とテクニカル分析・ファンダメンタルズ分析を
動画で行ってます!YOUTUBEのチャンネル登録
https://www.youtube.com/channel/UCOfzLmXpI3qmZfV7_Cs1sYA
最先端のマーケット解説と、即日騰がる!動画銘柄、
即日利益の先物・オプション動画ポジションで
******************************
私達暁投資顧問投資の寺子屋が負けない投資家へ育てます。
まだご入会検討中の方はお客様の声、投資顧問にご入会された先輩方の生の声聞いてみませんか??
各コースの概要とサンプルアドバイスはこちらからどうぞ。
お試し入会はいつでもどうぞ!クーリングオフで徹底的にフォローします!返金します!
300件以上を超えるお客様の声はこちらから
全て見ることができます☆
https://akatsuki-toushi.com/wp/voice-all/
常に満員!暁投資顧問のリアルセミナーの様子はこちらからどうぞ!
※セミナー写真
いつもブログにアクセスして頂きまして ありがとうございます。
もし今日のブログ記事が投資の参考になりましたら大変お手数ですが
こちらのバナーをクリックして暁投資顧問の応援をして頂けますと幸いです。
最新情報をお届けします