日経平均株価の月末大暴落の原因は?

7月30日の市況解説

30日の日経平均株価は27,283円と大幅反落となりました。

11か月連続の月末安となりました。

反落の原因としては2つあります。

1つ目が米国市場でのAmazonの時間外の業績発表による大幅安と、

2つ目が与党が経済対策の裏付けとなる補正予算案の編成を

衆議院選後に先送りにする考えだという報道があった為だと思います。

もちろん直近の相場の弱含みから、

売りが売りを呼ぶ流れはありましたが、こういったことが影響したように思います。

 

今回の月末安は今までの月末安と少し違っていて、

200日移動平均線を下回って引けた、

大きく移動平均線にぶら下がった形での月末安となったことです。

またオプションはプットオプションが非常に大きな出来高となりました。

27,000円を割れるか割れないかというところでの

ヘッジに対する意欲がなので大きくなるのも分かります。

下値警戒感が強い中で終えた日経225オプションとなりました。

 

 

 

空売りの買戻しは力不足

最近の空売り比率を見てみると、買戻しの力不足を感じます。

今までだと空売り比率が45%もあれば、

ショートカバーという売りの買戻しで跳ねあがっていたかと。

それが今だと空売りのショートカバーが全く相場の上昇に繋がっていません。

これだけ空売り比率が高まっているのにリバウンドしないというのは

良くない状況になっている様に思いました。

 

 

 

米国市場の様子


図はダウ輸送株平均のチャートです。

ダウ輸送株平均は景気先行指数となっており、

人やモノを運ぶ株式20種からの平均で構成されています。

コロナ禍では上昇傾向にあり、景気が上がっている形でしたが、

5月のCPIショック前に天井をつけてから、赤信号を灯す形となっています。

ここ最近では何かに抑えられている形のチャートを描いています。

景気先行指数が減速、あるいはピークアウトしているのは、

不況などを想像させており不安を感じます。

 

 

 

中国企業の信用収縮


図は中国を代表する不動産開発会社「中国恒大集団」のチャートです。

中国恒大集団は同族経営の企業で、

創業者が世界22位、中国3位の大富豪です。

また2019年のグローバル・ファミリー企業500社ランキングで25位を取ったこともあります。

この大企業のチャートを見ると、大きく下落し続けているのが分かります。

こういった状況下を見ると、このまま中国企業に投資するのは良くないと思いました。

 

 

 

暁投資顧問では7月31日23時まで期間限定で新規会員様募集中です!

■会員様お申込みはこちらから

 

 

 

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村


株式ランキング
人気ブログランキングへ

いつもブログにアクセスして頂きまして ありがとうございます。
もし今日のブログ記事が投資の参考になりましたら大変お手数ですが
こちらのバナーをクリックして暁投資顧問の応援をして頂けますと幸いです。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

投資に関する、取引するか否かの最終的判断は自己責任となります。

取引に関する最終的判断は御自身で行われて下さい。

また、此方は助言ではなく動画やブログなどは広告の一部として

記載しておりますので問い合わせなど頂いても助言行為は行えませんので御理解下さいませ。

指標の一つとしての内容になります。

十二分に御理解頂き投資に関する一つの指標として、参考にされて下さいませ。

ここまで拝読頂き誠に有難う御座います。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

無料メルマガ登録
無料メルマガ登録